『ちいかわ』のキャラクターによる魔法少女をモチーフにした人気作品『まじかるちいかわ』と、人気アーティストのyama がコラボしたスペシャルミュージックビデオ「マジカルシンドローム」がYouTubeにて公開中だ。原作者のナガノもイラスト付きのお祝いメッセージを寄せている。


『まじかるちいかわ』は、イラストレーターのナガノが描くX(旧Twitter)発のマンガ『ちいかわ』のキャラクターによる、魔法少女をモチーフにした作品だ。2022年夏、東京駅一番街東京キャラクターストリートいちばんプラザで開催されたグッズ販売イベントでは多くの来客があり、普段の『ちいかわ』とは異なる世界観で幅広い層の心を掴んだ。翌2023 年には、パワーアップした「超まじかるちいかわ」として開かれた。現在は常設店の「まじかるちいかわストア」が、新宿マルイ、梅田HEP FIVE、名古屋パルコにて営業中だ。

そんな本作のこのたびのスペシャルミュージックビデオ「マジカルシンドローム」は、2020年4月にオリジナル楽曲「春を告げる」で鮮烈なデビューを飾ったSNS発のソロ・シンガーであるyamaが楽曲制作を手掛けたもの。
yamaは『SPY×FAMILY』のED主題歌「色彩」や『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のOP主題歌「slash」など、多くのヒット曲を抱える人気アーティストだ。今回のために書き下ろされた「マジカルシンドローム」は、明るくてPOPな印象の中にどこか少し切なさを感じる魔法のような楽曲となっている。

そのアニメーション制作は、アニメ『タコピーの原罪』の制作を手掛けるなどいま話題の新進気鋭のアニメスタジオ・ENISHIYAが担当した。「プリキュア」シリーズで絵コンテ・演出を多数担当し、シリーズ20周年記念作品『映画プリキュアオールスターズF』を手掛けた田中裕太監督のもと、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』や『カードファイト!! ヴァンガード overDress』の齊田博之がキャラクターデザインを務めている。

本ミュージックビデオは疾走感のある多彩なアニメーション展開が特徴で、『ちいかわ』の新しいアニメーション表現を目指した映像となった。世界中のファンが楽しめるよう、YouTubeでは5言語の歌詞字幕付きで公開されているのでその反響も注目される。なお、本ミュージックビデオのテーマソングであるyama「マジカルシンドローム」も、各種音楽サービスにて配信中なのであわせて楽しみたい。


『まじかるちいかわ』スペシャルミュージックビデオ「マジカルシンドローム」
原作:ナガノ
監督:田中裕太
キャラクターデザイン:齊田博之
テーマソング:「マジカルシンドローム」yama
作詞 / OHTORA
作曲 / OHTORA / New K
編曲 / New K
企画・プロデュース:QTORY inc.
アニメーション制作:ENISHIYA
(C)nagano
編集部おすすめ