スタジオジブリ映画『耳をすませば』の聖地・聖蹟桜ヶ丘のガイドツアーが10月11日、12日に開催された。「青春のポスト」からスタートし、「さくら通り」、「いろは坂」、「桜ヶ丘ロータリー」までを1時間かけて巡るコースとなっている。


『耳をすませば』の原作は、柊あおいが1989年に少女コミック誌「りぼん」にて発表した青春恋愛マンガだ。

読書好きな女子中学生・月島雫が、夢に向かって生きる男子中学生・天沢聖司に想いを寄せていく健気な姿を描き、1995年にはスタジオジブリがアニメ映画化。以降、地上波でもたびたび放送され、今なお根強い支持を集めている。

本作が今年公開30周年を迎えたことにより、10月11日・12日に聖蹟桜ヶ丘で映画の名所を巡るガイドツアーが開催された。ガイドツアーは、「地球屋」をモチーフにした聖蹟桜ヶ丘駅前のモニュメント「青春のポスト」からスタートし、各スポットを説明しながら1時間かけて巡るコースだ。

街の地名でもある「さくら通り」をぬけて川を渡ると、カーブが続く上り坂「いろは坂」が見えてくる。「いろは坂」を上っていくとそこには劇中に登場するあの階段が。いろは坂の階段から見下ろす風景はとても気持ちのいい絶景。なお、さらに進んでいくと「金比羅宮」、「天守台跡」の横をとおるカーブがある。

そしてロータリーへ進むと、「洋菓子ノア」や「dining和桜」があり、そこで一息つけばこころゆくまで「耳をすませば」の世界に。そして丘の向こうには映画でも象徴的な「愛宕給水塔」が見えている。

作中に登場する階段や風景、街並みが楽しめ、心ゆくまで『耳をすませば』の世界にひたれる。
そんなツアーとなっていた。

■「耳をすませば ガイドツアー」開催概要
日時:10月11日(土曜日)・12日(日曜日)
(1回目:午前11時~正午 2回目:午後2時~午後3時)
場所:聖蹟桜ヶ丘駅~さくら通り~ファミリーマート聖蹟桜ヶ丘店前~いろは坂通り~いろは坂公園~金比羅宮~桜ヶ丘ロータリー
参加人数:78人(応募人数:711人)
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