実写映画『SAKAMOTO DAYS』が、2026年のゴールデンウィークに公開される。このたび本作より、目黒蓮演じる主人公・坂本太郎がこよなく愛する坂本家がお披露目された。
坂本の人生を変えた妻・葵は上戸彩が演じることが明らかになり、吉本実由演じる一人娘・坂本花とあわせてキャラクタービジュアルも到着した。

『SAKAMOTO DAYS』は、2020年11月より集英社「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始された、鈴木祐斗によるバトルアクションマンガだ。全ての悪党が恐れる凄腕の殺し屋だった主人公・坂本太郎が、ある日コンビニで働く女性・葵に一目惚れをしてあっさり殺し屋を引退するところから物語が始まる。結婚、娘の誕生を経て、ふくよかな体型になった坂本は「坂本商店」を営むが、そこに次々と悪党が迫り来る。愛する家族との平和な日常を守るため、次々と襲い来る客と戦う坂本の“日常×非日常”のソリッドアクションストーリーを描く。

単行本は現在までに24巻が刊行され、デジタル版を含む全世界累計発行部数は2025年8月時点で1500万部を突破する。また、2025年1月より放送が開始されたアニメは、瞬く間に世界を席巻。Netflixでの全世界配信では初週にして860万回視聴を記録し、日本国内では1060万回以上の視聴数を叩き出すなど大ヒットを記録した。グローバルランキングでも2位、5カ国で1位に輝き、67カ国でトップ10入りを果たすなど全世界で爆発的な人気を誇る。

このたびの実写映画では、主人公である最強の殺し屋・坂本太郎を目黒蓮が演じ、『銀魂』シリーズや『今日から俺は!!劇場版』で知られるコメディの鬼才・福田雄一がメガホンを取る。『キングダム』シリーズや『ゴールデンカムイ』などを手掛けるCREDEUSの制作で、超本格アクションエンターテインメント大作が誕生する。
そんな本作は先日、目黒演じる坂本太郎の相棒・朝倉シンを高橋文哉が演じることが発表されたところ。
SNS上では「シンに似合いすぎる!嬉しい!」、「激アツすぎる!」、「早く観たい!」など多くの感想があふれ、さらなる注目を集めている。

このたびそんな本作で、坂本太郎(目黒)に一目ぼれされ結婚した妻・坂本葵を、上戸彩が演じることが明らかになった。『半沢直樹』シリーズや『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』、『シャイロックの子供たち』、『沈黙の艦隊』シリーズなどに出演し、私生活では3児の母親でもある上戸が、坂本の妻、そして一人娘の花の母親であり、家族を何より大切にし物怖じしないとても明るい性格の葵に扮する。

そんな葵を演じた上戸は、「目黒蓮さんとの共演は今回が初めてでしたが、以前からその繊細で誠実なお芝居が大好きでした。現場でも作品に真摯に向き合う姿勢が印象的で、ご一緒できたことをとても光栄に感じています」と、初共演の目黒について述べる。坂本家のシーンについては「さまざまな手法で撮影された迫力あるシーンがたくさんある中で、坂本葵の登場シーンは、コメディ要素の中にも“家庭の温かさ”を感じられる場面が詰まっていると思います」とコメントを寄せた。坂本に殺し屋を引退させ、「人を殺さないこと」を家訓とする家族の中心的存在である葵。坂本の唯一頭が上がらない最強な妻にも注目となりそうだ。

そして、坂本と葵の大切な一人娘・坂本花を吉本実由が演じることもわかった。吉本はモデル活動と並行しながら、『18/40~ふたりなら恋も夢も~』にて深田恭子演じる主人公の幼少期役で俳優デビュー。今年はNHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』に綾瀬はるか演じる主人公の幼少期役で出演し、さらに『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』で映画初出演を果たすなど活躍の場を広げる。ピュアな雰囲気を放ち、まだまだ飛躍の可能性を秘めている吉本が、母親の葵に似て明るくて優しい花に扮する。


あわせて、上戸演じる葵と吉本演じる花のキャラクタービジュアルも届いた。笑顔の花と葵がとても印象的な、坂本家の日常を切り取ったかのような仕上がり。坂本太郎が何よりも大事にし、迫り来る刺客から守る、愛する家族が映し出されている。葵と花の屈託のない弾ける笑顔からは、坂本家が仲睦まじく平和な生活を送っていることを感じさせる。

本ビジュアルの発表を受けてSNS上には「ビジュぴったりやん!」「素晴らしいキャスティング」「ハマり役」などの声が上がっていた。

実写映画『SAKAMOTO DAYS』は、2026年のゴールデンウィークに公開される。今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。

<以下、コメント全文掲載>

上戸彩 *福田雄一監督作品初参加

原作を読ませていただき、
一瞬で『SAKAMOTO DAYS』の世界観に引き込まれ、
ぜひ参加させていただきたいと思いました。
目黒蓮さんとの共演は今回が初めてでしたが、
以前からその繊細で誠実なお芝居が大好きでした。
現場でも作品に真摯に向き合う姿勢が印象的で、
ご一緒できたことをとても光栄に感じています。
さまざまな手法で撮影された
迫力あるシーンがたくさんある中で、
坂本葵の登場シーンは、
コメディ要素の中にも“家庭の温かさ”を感じられる場面が詰まっていると思います。
作品全体の中で
小さなアクセントになっていれば嬉しいです。

「SAKAMOTO DAYSをどうやって実写化するの?」
という疑問をお持ちの方も多いと思いますが、
その答えをぜひ劇場で体感していただきたいです。私自身も完成を楽しみにしています。

『SAKAMOTO DAYS』
●原作:鈴木祐斗『SAKAMOTO DAYS』(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
●出演:目黒蓮 高橋文哉 上戸彩
●脚本・監督:福田雄一
●製作幹事:エイベックス・ピクチャーズ
●制作プロダクション:CREDEUS
●公開日:2026年GW
●配給:東宝
●撮影期間:2025年5月~8月
(C)鈴木祐斗/集英社 (C)2026映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会
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