マンガ『鬼滅の刃』の舞台化第6弾となる「舞台『鬼滅の刃』其ノ陸 柱稽古」が、2026年6月に東京にて上演されることが決定した。2025年12月1日発売の集英社「週刊少年ジャンプ」にて発表となったもので、竈門炭治郎役は阪本奨悟、高橋颯(高は「はしごだか」)がWキャストで演じる。


『鬼滅の刃』は、「週刊少年ジャンプ」にて2016年11号から2020年24号にかけて連載された、吾峠呼世晴によるマンガだ。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すべく《鬼殺隊》へと入隊し、鬼との戦いに身を投じる物語を描く。
人と鬼との切ない物語に鬼気迫る剣戟、時折コミカルに描かれるキャラクターたちが人気を呼び、単行本は全23巻で累計発行部数が2億2000万部を突破する。連載が終了した今なお注目を集め異彩を放っており、幅広い世代に愛される。ufotableがアニメーション制作を手掛けるアニメシリーズは、7月より『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の公開が行われている。

そんな本作を舞台化した「舞台『鬼滅の刃』」は、2020年のシリーズ1作目を皮切りに、2021年に2作目、2022年に3作目、2023年に4作目、2025年に5作目が上演されてきた。

このたび発表となった「舞台『鬼滅の刃』其ノ陸 柱稽古」はシリーズ6作目にあたり、脚本・演出は前作に引き続き元吉庸泰、音楽は和田俊輔が手掛ける。刀鍛冶の里での激闘を制した炭治郎たちが、宿敵・鬼舞辻無惨との戦いに備え、鬼殺隊最強の剣士“柱”のもとで厳しい訓練を受ける“柱稽古”の物語を描く。

主人公の竈門炭治郎役には、ミュージカル『刀剣乱舞』や演劇調異譚『xxxHOLiC』といった数多くの舞台やミュージカルに出演し、俳優として確固たる地位を築きながら、シンガーソングライターとしても活躍する阪本奨悟が続投する。

さらに、ダンスボーカルユニット「WATWING」として活動する一方、ミュージカル『ジェイミー』やミュージカル『アトム』などの主演作が続く、いま最も注目を集める俳優のひとりである高橋颯を新たな炭治郎役に迎え、Wキャストで届けていく。発表を受け、阪本と高橋からコメントも届いた。

また、12月20日に千葉・幕張メッセで開催される「ジャンプフェスタ 2026」ネルケプランニングブースのトークステージに、先日発表された阪本と橋本祥平に加え新たに高橋が登壇することも伝えられた。
ステージの詳細は、ネルケプランニングの公式サイトにて確認を。

マンガ『鬼滅の刃』の舞台化第6弾となる「舞台『鬼滅の刃』其ノ陸 柱稽古」は、2026年6月に東京にて上演される。今後、随時新たな情報が伝えられるので、続報を楽しみに待とう。

<以下、コメント全文掲載>

竈門炭治郎役:阪本奨悟

再び炭治郎として舞台に立たせていただけることを心から嬉しく思います。
前回の公演では怪我で舞台に立てませんでしたが、その時にカンパニーの皆さんが想いを繋いでくださり、本当に支えられました。
その感謝を胸に、苦しみや葛藤を乗り越えながらも、まっすぐ前を見つめる炭治郎の強さや優しさを全身で表現したいです。

竈門炭治郎役:高橋 颯(高は「はしごだか」)

炭治郎として皆さんの前に立てることを本当に楽しみにしています。
普段とは違うステージで、自分自身もキャラクターも全力で表現し、心を込めて演じます。
一緒に作品の世界を体感し、皆さんに熱い想いを届けられるよう、今の自分の全力に満足せず、日々準備を重ねています!
劇場でお会いできるのを楽しみにしています!

「舞台『鬼滅の刃』其ノ陸 柱稽古」
公演時期・都市:2026年6月 東京
原作:『鬼滅の刃』吾峠呼世晴 (集英社ジャンプコミックス刊)
脚本・演出:元吉庸泰
音楽:和田俊輔
出演:竈門炭治郎 阪本奨悟、高橋 颯(高は「はしごだか」)(Wキャスト)

(C)吾峠呼世晴/集英社
(C)舞台「鬼滅の刃」製作委員会
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