2025年もTVシリーズや劇場作品、配信オリジナルまで、数え切れないほどのアニメが登場した1年でした。作品を追いかけたり、イベントに足を運んだりしているうちに、気づけば今年も残り約1か月となりました。


アニメ!アニメ!では毎年年末の恒例企画【アニメ!アニメ!総選挙】を今年も開催しています。まずはキャラクターに息を吹き込む「声優」にスポットを当てた読者アンケートを実施中です。

メインキャラクターを担当したり、話題作に参加したり、舞台や朗読劇でも活躍したりと、2025年を振り返って印象に残る「一番活躍したと思う声優」と、今年新たにファンになったり、個人的にオススメしたくなったりした「一番“推せた”声優」を、男女別でそれぞれで投票を募っています。

声優部門には11月15日から11月27日までの間に267人から回答がありました。男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約20パーセント、20代が約40パーセント、30代が約20パーセントとなっています。

本記事では「一番活躍したと思う女性声優」の中間結果を発表します。

■テレビや映画で活躍の声優陣がランクイン!

中間結果 第1位

現時点のトップは花澤香菜さんです。

「“推せた”女性声優」編でも暫定トップだった花澤さんは、『ユア・フォルマ』のエチカ・ヒエダ、『まったく最近の探偵ときたら』の中西真白、『Let's Play クエストだらけのマイライフ』のサム・ヤングなど、年間を通じて主人公やヒロインを担当。多くの作品で物語を牽引しており、読者からは「新作から続編までどんな作品にも出ていて、出演本数が抜きん出ている印象です。もちろん演技力は言わずもがなです」と、圧倒的な支持が寄せられました。

アーティストとしては『忍者と殺し屋のふたりぐらし』のオープニングテーマ「やれんの?エンドレス」を担当。
2026年2月18日にはシングル「Cipher Cipher」のリリースが決定しています。テレビやラジオなどのバラエティ番組の出演も多く、声の仕事にとどまらない活躍ぶりが目立っています。

中間結果 第2位

2位は早見沙織さんです。
早見さんも「“推せた”女性声優」編の暫定2位にランクインしており、現在は『SPY×FAMILY Season 3』のヨル・フォージャーや『無職の英雄 ~別にスキルなんか要らなかったんだが~』のライナなどでメインキャラクターを演じています。
とくに『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の胡蝶しのぶに触れた読者が多く、本編でのバトルシーンに思わず感情移入してしまったというコメントが届きました。

さらに「報道1930スペシャル」や「2025 FNS歌謡祭」など、キャラクターだけでなくナレーションの仕事も多数。声優業のほか、ライブやイベントなどにも精力的に取り組んでいることも得票を後押しした形となっています。

中間結果 第3位

3位は上田麗奈さんです。

上田さんは『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』のミニスカサンタ、『私を喰べたい、ひとでなし』の八百歳比名子、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-』のコルナル・コーサなど、幅広いメディアで活躍しています。

現在公開中の劇場版『チェンソーマン レゼ篇』では、キーパーソンのレゼを担当。「どのキャラも大好きですが、今年はやっぱりレゼ! さらに知名度を上げたのではないでしょうか」という声が寄せられました。
映画は現時点で興行収入90億円を突破する大ヒットに。
米津玄師さんが歌う主題歌「IRIS OUT」では、上田さんの本編の声が使われたことも話題になりました。

なおトップ3の面々は、日本映画の興行成績を塗り替えている『鬼滅の刃』で大事な役どころで出演・活躍しているメンバーとなっています。

「一番活躍した」アンケートでは、主役級のキャラクターを多数演じてきたキャストが並びました。活動の幅が広がるほど声を耳にする機会も増え、支持が数字に表れやすくなっているようです。上位はまだまだ接戦。

■暫定ランキングトップ5

[2025年 一番活躍したと思う女性声優 中間結果]
1位 花澤香菜
2位 早見沙織
3位 上田麗奈
4位 悠木碧
5位 佐倉綾音

(回答期間:2025年11月15日~11月27日)

■暫定ランキングトップ10

[2025年 一番活躍したと思う女性声優 中間結果]
1位 花澤香菜
2位 早見沙織
3位 上田麗奈
4位 悠木碧
5位 佐倉綾音
6位 石見舞菜香
6位 種崎敦美
8位 緒方恵美
8位 内田真礼
8位 鬼頭明里

(回答期間:2025年11月15日~11月27日)

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
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