「PSYREN -サイレン-」完結から約15年経てTVアニメ化&26年放送！「ジャンプ」連載、超能力バトルアクションの金字塔

「週刊少年ジャンプ」にて連載されたマンガ『PSYREN -サイレン-』が、完結から約15年を経てTVアニメ化され、2026年に放送されることがわかった。発表に伴い、シリアス感漂うティザービジュアルとPV第1弾が公開。原作者の岩代俊明より祝賀イラストとコメントも届いた。

『PSYREN -サイレン-』は、「週刊少年ジャンプ」にて2008年から2010年にわたって連載された、岩代俊明による超能力バトルサスペンスマンガだ。物語は、高校一年生の夜科アゲハがある日、公衆電話に放置されていた“赤いテレホンカード”を拾うところから始まる。そしてその数日後、同じテレホンカードを持っていた幼馴染みの同級生・雨宮桜子が姿を消す。アゲハは彼女を捜すべく、全国規模で起こっている連続“神隠し”失踪事件の黒幕と噂される「秘密結社サイレン」へとアクセスする。そして、命を懸けたゲームが始まる……と展開していく。「Animejapan」の投票企画「アニメ化してほしいマンガランキング」に3度もノミネートされるなど、完結から約15年が経った今もなお根強い人気を誇る。

このたびのTVアニメ化発表に伴い公開されたティザービジュアルは、怪しげな塔がそびえ立つ荒廃した世界の中で、赤いテレホンカードを持つ少年・夜科アゲハと刀を構えるヒロイン・雨宮桜子、そして本作を象徴するアイテムである公衆電話が描かれ、シリアスな雰囲気が漂うもの。

またPVは実写映像で構成され、夜に浮かび上がる公衆電話ボックスが印象的に映し出されながら、街の風景と本作の設定画が重なり合っていく。まるで現実世界と別世界が交差するような、本作をイメージした映像に本編への期待も高まるばかりだ。

監督は『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズなどを手掛ける小野勝巳が務め、アニメーション制作は『アクエリオン』シリーズや『マクロス』シリーズを手掛けるサテライトが担当する。シリーズ構成には吉田伸、キャラクターデザインには大熊白、音楽は大間々昂・斎木達彦・兼松衆が名を連ねる。

そしてキャストは、主人公・夜科アゲハ役を安田陸矢、雨宮桜子役を風間万裕子が演じることも明らかになった。安田と風間からコメント、原作者の岩代からアニメ化を記念するイラストとコメントも寄せられている。

このほかアニメ化を記念して、原作コミックス全巻が重版されることも決定した。各デジタル書店でも、期間限定で7話までの無料公開が行われているので、放送が始まる前に原作を楽しもう。TVアニメ『PSYREN -サイレン-』の今後の続報に注目だ。

以下、コメント全文掲載
夜科アゲハ役・安田陸矢
夜科アゲハの声を担当いたします、安田陸矢です。
オーディション合格の通知を自宅で受け取ったのですが、大声を出せる環境で本当に良かったと思うほど声が出ました。
その時から今日まで、僕が"TVア二メ"『PSYREN』に受け続けている感動を今すぐにでも皆さんと共有したいです。
原作完結から約15年の時を経てさらに盛り上がる『PSYREN』の世界を、アゲハと共に突っ走ります！！！！

雨宮桜子役・風間万裕子
雨宮桜子役を演じさせていただきます。
風間万裕子です。
雨宮は、「氷の女王」というあだ名がつくほど、クールな姿が目立ちますが、実は心の中にさまざまな感情を秘めているキャラクターです。
アフレコでは、彼女の内面とどう向き合い、その魅力をどのように表現していくかを考えながら全力で演じさせていただきました。
ぜひ放送をお楽しみに！

岩代俊明
アニメ化です！
約15年前に出来なかった報告を両親、家族にすることが出来て嬉しく思います。
若い編集者やアニメ制作の方に10代の頃サイレン好きで読んでました、とギラギラした熱い目で挨拶され、そんな方々が大人になり…アニメ化に携わって下さっているという事実に感動と感謝しかありません。
皆さんにサイレンの面白さが届きますように！
僕も脚本に色々と関わらせて頂きました。
僕も動いて喋るアゲハ達の活躍を大変楽しみにしております。

アニメ『PSYREN -サイレン-』作品概要
【放送情報】
2026年TVアニメ放送決定

【スタッフ】
原作：岩代俊明（集英社刊）
監督：小野勝巳
シリーズ構成：吉田伸
キャラクターデザイン：大熊白
音楽：大間々昂・斎木達彦・兼松衆
アニメーション制作：サテライト

【キャスト】
夜科アゲハ：安田陸矢
雨宮桜子：風間万裕子

【原作情報】
ジャンプコミックス全16巻重版出来！
各デジタル書店にて期間限定で7話まで無料公開中！

（C）岩代俊明／集英社・秘密結社サイレン