フリーダム山中の買ってよかったもの
「ウィゴー 痛バッグ【Sサイズ】」
コスパが良く、満足度の高い痛バッグである。これまで痛バッグを作ったことはなかったが、思い立って挑戦してみたところ、想像以上に完成度の高い仕上がりになった。カラーは複数展開されており、推しに合わせて使い分けや変更ができるのも嬉しいポイントだ。75mmの缶バッジであれば12個配置できるため、初めてでも無理なく見映えのする痛バッグが作れる。これから痛バッグ作りに挑戦したい人におすすめできる、手に取りやすく実用性の高いバッグである。
「ルミカ(LUMICA) ルミカライト 大閃光アーク 25本入り 「極(きわみ)」オレンジ」
ライブの必需品ともいえるペンライト。公式で販売されているものを使うのも良いが、「この曲のこのサビで盛り上がりたい」という場面は少なくない。そんなときに便利なのがルミカライトである。なかでも「極」は発光が非常に明るく、ステージでもきれいに映えるのが魅力だ。また、25本入りのため、複数のライブで使い分けられる点もお財布に優しい。なお、ライブによっては使用可否が異なるため、事前に公演ごとの注意事項を確認したうえで持参したいアイテムである。
「Anywin 枕」
人生の3分の1は睡眠に費やしていると言われている。であれば、睡眠の質にこだわらない理由はない。そう考えて筆者が購入したのが、この枕である。価格は2,699円と非常に手に取りやすいが、その割に驚くほど熟睡できる優れものだった。実際に使ってみると寝心地が良く、朝までしっかり眠れる感覚がある。また、手洗いと洗濯機洗いの2通りに対応しており、手入れがしやすい点も便利だ。サイズはやや大きめのため、体格が大きい人や、ゆったりと枕を使いたい人に特におすすめできる一品である。
MINAMIの買ってよかったもの
ワークマン レディース撥水スウェットパンツ
これ、正直に言ってかなり良い。私には2歳の娘がいるのだが、ジュースをこぼされる、汚れた手で服を拭かれる、突然始まる公園遊びや水たまり遊びなど、気づけば私の服はいつもどこかしら汚れている状態であった。
そんな日常で頼りになるのが、このスウェットパンツである。まず驚いたのは撥水性だ。ジュースやコーヒーをこぼしても染み込まず、さっと手で払うだけで水滴が落ちる。
そしてポケットの充実ぶりも秀逸である。左右の大きなポケットに加え、上部にはファスナー付きポケットを搭載。鍵や小銭、娘のヘアゴムなどをとっさにしまいたい場面でも、バッグを開けずに済むのが本当に助かる。「ポケットに入れたはずなのに無い」というありがちな失敗も、ジッパー付きであれば心配はない。鍵をなくさない安心感は想像以上であった。
機能的でありながら、しっかりおしゃれなのもポイントだ。オーバーサイズ気味のシルエットに、裾はドローコード付きのため、ラフにもスポーティーにも着こなしを調整できる。カラーバリエーションがあるのも嬉しく、汚れにくいからこそ“夢の白パンツ”にも挑戦できた。
さらに、履き心地がとにかく楽である。ウエストゴムで締め付け感がなく、肌触りも良いため、長時間履いていてもストレスがない。子どもとの外出が多い人ほど、その良さを実感できる一本だ。
コマフィルムスリーブ
「今さら?」と思われるかもしれないが、映画特典の定番アイテムのひとつであるコマフィルムを保管するのに適した専用スリーブである。これまでは少し大きめのスリーブで代用していたが、交換する機会も増えてきたため、専用サイズのものを購入した。
余分なスペースがないため無駄にかさばらず、保管がすっきりする。何より、交換の際にサイズの合わないスリーブを出さずに済むため、ちょっとした気まずさも解消された。地味ではあるが、コマフィルムを扱う人ほどありがたみを実感できるアイテムである。
manimaniの買ってよかったもの
「佐藤雅彦展」公式図録「作り方を作る」
2025年6月28日から11月3日まで横浜美術館で開催されていた「佐藤雅彦展」。その公式図録が、『作り方を作る』である。開催直後から大きな話題を呼び、土日は入場まで5時間待ちという異例の人気ぶり。ほどなく日時指定制に切り替わったものの、週末分は即完売し、2025年を代表する美術展のひとつとなった。
佐藤雅彦といえば、人によって入口がまったく違う存在だろう。
CM世代には「ポリンキー」や「バザールでござーる」、音楽好きには小沢健二や真心ブラザーズ、ゲーマーには『I.Q.』、ファミリー層には『ピタゴラスイッチ』。
本展で示されていたのは、佐藤作品が「法則を見つけ、組み合わせることで生まれている」という事実だった。完成品を並べるのではなく、「創作の軌跡」そのものを展示する構成によって、発想のロジックが驚くほど明快に可視化されている。
理系出身でクリエイティブ職に携わってきた筆者には、その構造がバッハの音楽とも重なり、理屈として理解できる楽しさがあった。同時に、「もう少し自分で考えてみたい」と思わせる、いわば宿題のような余韻を残してくれる展示でもあった。
その出口で出会ったのが、「この美術展はこのパンフレットを読むことで完結します(うろ覚え)」というポップ付きで置かれていた本書である。
そう、宿題の“参考書”が、しっかり用意されていたのだ。ありがたさと同時に、「さすがマーケティングのプロ、見事に乗せられた」と苦笑してしまったのも正直なところである。
もっとも、中身はその期待を軽々と超えてくる。構成は平易で、展示内容を補完しつつ、佐藤雅彦の思考法を一冊の本として整理してくれる。
クリエーターであれば、展覧会の記念品にとどまらず、思考の引き出しを増やす一冊として手に取って損はない。
スーサイドモモの買ってよかったもの
「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 10th LIVE 《LIVE ANIMA》 Blu-ray」
今年買ってよかったものは、「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 10th LIVE 《LIVE ANIMA》 Blu-ray 」だ。
2024年4月に幕張メッセで行われ、木村昴をはじめ、浅沼晋太郎、白井悠介らキャスト21人7グループと、スペシャルゲストのRIP SLYMEが一堂を介したビッグイベントだ。
惜しくも私が「ヒプマイ」にハマり始めたのは2025年2月公開の映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』(ヒプムビ)なので、現地に足を運べたわけではないが、映画でのラップバトルとはまた違う満足感があった。
映像でキャラクターたちがリズミカルに披露していたラップが、“生身”の人間から聞こえる驚き。会場にいるファンからの熱狂も相まって、場所が自宅だろうがバイブスが上がってしまう。
とくに面白かったのが、どついたれ本舗の白膠木簓(CV.岩崎諒太)と躑躅森盧笙(CV.河西健吾)による「毎度!生きたろかい!~OSAKA Big Up~」。作詞にはお笑いコンビの銀シャリが携わっており、歌というかほぼほぼコントをしている曲である。
めちゃめちゃラップをキメてたと思ったら、センターステージにサンパチマイクを置かれ漫才をしている2人。ラップもできる、歌も聞かせる、漫才もこなす――そんな声優の底力を知ることができるのが「ヒプノシスマイク」のライブなのだろう。
今回紹介したアイテムは、いずれも編集部員が実際に使い、「これは良かった」と感じたものばかりだ。気になるものがあれば、ぜひ日常や趣味の時間に取り入れてみてほしい。
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