35年ぶりとなる妖邪からの攻撃を受けて人々が恐怖する中、 “次世代のサムライトルーパー”を育成し着々と戦いの準備を進めていた日本政府は、対妖邪の特殊部隊「防衛特殊事案対策本部(通称DST)」を派遣。
第1話では“次世代のサムライトルーパー”のひとりである北条武蔵の視点で戦いの幕開けを描いた本作。凱にサムライトルーパーの資質があることが明かされた一方で彼自身は依然として妖邪の立場にあり、人間に仇なす存在であることに変わりはなかった。1988年に放送された『鎧伝サムライトルーパー』の続編ではあるものの、雰囲気をガラリと変えて先の読めない展開になっていたのが印象的だったのではないだろうか。
第1話の「ネタバレあり反応まとめ」記事はこちら。そして迎えた第2話。第1話ではまだ「鎧擬亜(よろいギア)」に武装(変身)さえしなかった本作が、はたして第2話ではどのようなことを描いたのか?
今後の展開を匂わせる描写、そして“ヒーローの卵”が吐いた弱音と、その気持ちを受け取った凱の熱いバトルシーン。ネタ要素の部分も含め、今回も視聴者の反応とともに内容を追いかけたいと思う。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
◆「助けて……」の弱音に心動かされた第2話
対妖邪の特殊部隊とは言いつつ、政府の広告塔でしかなく人々を護る意志など微塵もなかったサムライトルーパーたちは、北条武蔵を除いて4人が戦線を離脱。部隊はチームの再編を余儀なくされていた。
第2話の段階では新たなる人員の確保が始まっただけで、サムライトルーパーが5人揃うどころか「鎧擬亜(よろいギア)」を武装(変身)できたのは凱と織田龍成(サムライトルーパーを育成する管理職)だけという状況。1988年の“先代”が第1話で集ったときは、8割がたサムライトルーパーとして戦える状態であったのに対し、第2話時点でチームに迎えられた凱・北条武蔵・上杉魁人は「資格はあるけど教習所通い」という初心者マークつきの戦士だったのである。
その点において先代と比較をすると、ヒーロー物語として後退しているようにも感じられ、歯がゆい思いをした視聴者も少なくはないはず。しかし未熟なのは “乗り越えるべき壁”が多い証拠。今後描かれるだろうドラマチックな展開や感情を揺さぶるような物語も想像でき、彼らがこれからどう成長するか楽しみになってくる。
とくに第2話の実質的な主人公である上杉魁人は、凱とともに早くも熱いストーリーを魅せてくれた。バスに取り残された人々が妖邪に襲われた際、助けたくても助けられない状況に陥り、思わず凱に「あの人たちを助けて!」と涙声で懇願したのである。しかも憎むべき妖邪であったはずの凱に対してだ。
それに対し凱は冷たいひと言で一蹴。退路を断たれた魁人は底力を発揮し、“本来倒したくなかった相手”を射抜いて人々を救うのである。
ヒーローの泣き言は思わず応援したくなるし、安易に手を差し伸べず、あえて突き放した凱にも「ヒーローならそれくらいひとりで対処しろ」というメッセージが感じられ、まだまだヒーローとしては未熟だったり飲み込めない部分があったりする一方で今後に期待できる展開だった。
この展開に視聴者も「普通に面白くなってきて安心した」「思っていた以上に正統な続編で面白い」と好意的な反応を。バスに取り残された人々が泣き叫ぶ場面も合わさり、とても熱いシーンになっていた。
そのほか目立った反応といえば、やはり証拠品として押収したVHSの存在である。もはや過去の遺物となってしまったVHSはビデオテープの規格のひとつであり、1980年代のアニメファンはこのテープに毎週“推しアニメ”を録画して楽しんでいた。当然、DVD、ブルーレイ、配信など微塵も存在しない時代だ。
そのビデオテープを再生したことでDSTの面々は妖邪たちの文化の一旦を知るのだが、肝心の映像は途中でなぜかライブステージを録画した別の映像に切り替わっていた。なんと映像が上書き録画されていたのである。これに対して視聴者も「上書きとか“ビデオテープあるある”だ!」「よくうっかり上書きしちゃったよね」と懐かしがる声が続出。「ツメを折っておけばいいのに」と、上書き防止の方法に言及する声もあった。
また待望の武装シーンでは、おなじみの変身シークエンスが1988年そのままのイメージで登場。「反物が舞って鼓の音がする! これを待っていた」「反物! 反物が飛んだぞ! ありがとうございます!!」とタイムラインが沸騰していた。
第2話のラストでは新たなるサムライトルーパー「北条大和」が登場し、第3話への期待感を煽った本作。大和は武蔵の兄ということで来週は兄弟の物語になるのか? また凱と龍成を除く「鎧擬亜(よろいギア)」の初武装シーンはどうなるのか? ラスボスの妖邪帝王「羅真我(ラマガ)」には隠された目的もあるらしく、その内容次第では「羅真我(ラマガ)」の正体や凱の人間性など、現存する懸念点の払拭にもつながりそうで注目したいところだ。
まだまだ序盤で、この先どんな“ちゃぶ台返し”が待っていてもおかしくない『鎧真伝サムライトルーパー』。第3話は1月20日(火)の23時30分より、各放送局および配信サイトにて続々と放送・配信となる。
◆◆◆『鎧真伝サムライトルーパー』放送情報◆◆◆
【STAFF】
原作:矢立 肇 監督:藤田陽一 シリーズ構成・脚本:武藤将吾 メインキャラクターデザイン:室田雄平 ヴィランキャラクターデザイン:ことぶきつかさ ヨロイギアデザイン原案:岡本英郎 アニメーションヨロイギアデザイン:鈴木卓也 総作画監督:山中純子、田中智子 メインアニメーター:西村博之 画面設計演出:齋藤 瑛 美術監督:田山 修 色彩設計:田中美穂 CGディレクター :鈴木雅臣、高橋圭佑(高は「はしごだか」) 撮影監督:石黒瑠美 編集:坂本久美子 音響監督:田中 亮 音楽:片山修志(Team-MAX) アニメーション制作:サンライズ 製作:「鎧真伝サムライトルーパー」製作委員会
【CAST】
凱:石橋陽彩 上杉魁人:榎木淳弥 北条武蔵:村瀬 歩 北条大和:武内駿輔 石田紫音:熊谷健太郎 織田龍成:増田俊樹 新垣美麗:Lynn 羅真我:小西克幸 サスケ:佐藤拓也 サイゾウ:鳥海浩輔 カマノスケ:寺島拓篤 セイカイニュードー:杉田智和 イサニュードー:天崎滉平(崎は「たつさき」) ネヅ:鈴村健一 アナヤマ:沢城千春 ウンノ:竹内良太 カケイ:遠藤大智 モチヅキ:熊谷俊輝
【TV放送】
2026年1月6日(火)より放送中
TOKYO MX 毎週火曜23時30分~
関西テレビ 毎週火曜25時19分~
BS11 毎週水曜24時00分~
【配信】
2026年1月6日(火)より毎週火曜24:00~配信中
U-NEXT、アニメ放題、dアニメストア
【見放題配信】
2026年1月10日(土)より毎週土曜0:00~順次配信開始
ABEMA、FODプレミアム、J:COM STREAM、TELASA、DMM TV、バンダイチャンネル、Prime Video、Pontaパス、milplus見放題パックプライム、Lemino
【都度課金配信】
2026年1月10日(土)より毎週土曜0:00~順次配信開始
J:COM STREAM、TELASA、バンダイチャンネル、ビデオマーケット、Prime Video、music.jp、milplus
HAPPY!動画 ※2026年1月13日(火)12:00~
・ムービーフル ※2026年1月12日(月)12:00~
・ニコニコチャンネル ※2026年1月10日(土)1:00~
【見逃し無料配信】
2026年1月10日(土)より毎週土曜0:00~配信開始
TVer、カンテレドーガ
2026年1月10日(土)より毎週土曜0:30~配信開始
ニコニコ生放送
2026年1月10日(土)より毎週土曜1:00~配信開始
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