展覧会「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」が、虎ノ門ヒルズのTOKYO NODE GALLERY A/B/Cにて開催中だ。会期は2026年1月30日から4月5日まで。
『攻殻機動隊』の30年にわたる歴史を横断的に体験できる。

『攻殻機動隊』は士郎正宗が1989年に連載を開始したSF作品。1995年に押井守監督による劇場アニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』が公開され、それ以降もさまざまなシリーズが制作されている人気作である。2026年7月からはTVアニメ最新作『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』の放送が控えている。

「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」では、歴代作品のアニメーション制作を担当したProduction I.Gと、7月放送予定の新作を担当するサイエンスSARUの全面協力のもと、アニメシリーズの全作品を網羅。各作品の持つ独自のテーマや世界観を比較しながら鑑賞できる展示となっている。

まず入口には、電脳空間を思わせる「巨大電脳ネットワークビジュアライザー “Nerve Net”」を展示。アーティスティック・ディレクターの松山周平による空間演出で、電脳空間へダイブする感覚を味わえる。
デザイナー/美術作家の寺山紀彦が制作した「“知の遺跡” “World Tree: Ghost and the Shell”」では、天井高15メートルの闇の中から無数のケーブルが降り注ぎ、『攻殻機動隊』で描かれる有線接続を立体的に表現している。

続く「PATH A “STORY”(世界への導入)」では、押井守、神山健治、黄瀬和哉、荒牧伸志の歴代の監督たちによる、撮り下ろしのインタビュー映像を公開する。

本展のメインである「“DIG”(掘り起こす)」の会場では、約1,000平方メートルの大空間に1,600点を超える制作資料が集結。原画、背景美術、セル画など、作品をかたちづくる膨大な資料群の中から、来場者自身の好きなシーンや記憶に残る瞬間を掘り起こす体験ができる。
またタチコマの電脳通信による原画解説を聞きながら巡るARグラス「電脳VISION」(有料体験)も用意される。

さらに、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で描かれたサイバーテロ事件・通称“笑い男事件”のハッキングを疑似体験できる「笑い男になる鏡 "Laughing Man Mirror"」が出現。鏡に映る自身の顔がリアルタイムで“笑い男”にマスキングされる、象徴的なハック体験を味わうことができる。

アニメーターのデスクトップをそのまま展示したような「データの海を泳ぐ “Digital Dig”」では、展示室にない膨大な制作資料フォルダにアクセスできる。制作資料を収めたカット袋を、来場者自身の手で開いて楽しむ「手で掘り起こす記憶 “Analog Dig”」(有料体験)も注目だ。カット袋に収められた複製原画は持ち帰ることもできる。

そのほか『攻殻機動隊』が投げかけてきた問いを、現代の表現として再解釈したコラボレーション作品も展示。士郎正宗と過去に往復書簡を交わしたことのある現代美術家・空山基の新作彫像「Sexy Robot_The Ghost in the Shell type 1」などを公開中だ。

なおTOKYO NODE CAFEでは展覧会限定のコラボメニューを2月1日より提供を開始。コラボカフェ期間中に飲食をすると、ヘラルボニーコラボタチコマの特典ステッカーを入手できる。

「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」
会期:2026年1月30日(金)~ 4月5日(日)
会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)

「TOKYO NODE CAFE」
提供期間:2026年2月1日(日)~4月5日(日)
・フチコマレッド / ウチコマグリーン バーガー 各2,500円(税込)
・タチコマフロート 1,500円(税込)
・サンミゲール 1,000円(税込)
・フチコマ ビール/ウチコマ ビール 1,200円(税込)
・笑い男ラテ 850円(税込)
(C)士郎正宗・講談社/攻殻機動隊展Ghost and the Shell製作委員会
(C)2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE
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