山田鐘人さん(作)とアベツカサさん(画)が小学館「週刊少年サンデー」にて連載するマンガ『葬送のフリーレン』は、TVアニメ第1期が2023年9月29日にスタート(連続2クール)。
魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、1,000年以上生きるエルフの魔法使い・フリーレン、その弟子のフェルン、旅をともにする戦士・シュタルクたちのコミカルなやりとり、魔法や剣を使ったシリアスな戦闘シーンなど緩急に富んだストーリーが人気になりました。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
さて、第33話放送の前日はマンガ『食戟のソーマ』の作画担当・佐伯俊さんの描いたフリーレンがSNSに登場しました。
『葬送のフリーレン』公式アカウントも「馬鹿みたいにでかいハンバーグ」を焼くフリーレンのイラストを添えてお礼をしていました。
アイゼンが誰かの誕生日のたびに作っていた「馬鹿みたいにでかいハンバーグ」はアニメ第12話の回想シーンに出てきます。
先週のフェルン&シュタルクの初デート回から一転、第33話でフリーレンたちは北部高原ビーア地方へ。
とある酒場町で80年ぶりにドワーフのファスと再会するフリーレン。「皇帝酒ボースハフトの所在がわかった。手伝ってくれんか?」と言われ、彼の掘った坑道へ案内されます。
坑道の先にあった遺跡の石碑には、皇帝酒ボースハフトを讃える言葉が刻まれた石碑がありました。
皇帝酒ボースハフトあると思われる遺跡にある石室の扉は、酒を保存するための結界が張られているため開きません。その結界をフリーレンの魔法で破ってほしいと頼まれますが……。
一度は断るフリーレンでしたが、報酬として金貨がもらえると知ったフェルンとシュタルクに「フリーレン様、金貨20枚ですよ」「大金だぜ」と説得されて、しぶしぶ依頼を受けることに。
結界の解除も大詰めになったある日、フリーレンは浮かない顔で「ボースハフトはね、美味しくないんだ」とフェルンに明かします。人生をかけるほど価値のあるものじゃない。
碑文に彫られていた言葉「ボースハフトは最上の名酒である」は、実はミリアルデの暇つぶしだったのです……。
淡々と語るミリアルデを演じたのは能登麻美子さんです。
少ない登場ながら、ネット上では「ミリアルデ、能登さんなの?めっちゃ好み」「CV.能登麻美子のエルフとか極一部の人にめちゃくちゃ刺さりそうな人選」「能登さんのミリアルデ良かったな。感情の乏しいドSエルフ良かったな」など感想が見られました。
そして、ついに開いた石室の扉。歓喜の声をあげるフェスは早速ボースハフトを口にするのですが、目を見開き「これは……」とポツり。
「まずいね。今まで飲んだどの酒よりもまずい」とフリーレン。「クッソまず!」と顔をしかめるシュタルク。「……本当にまずいな」と言いながら、どこかうれしそうなフェス。
「まずいのかよ」
「やはりまずいのかw」
「まずいお酒もみんなで飲めば美酒となる、ってことか、ええなぁ」
「まずい酒でも、みんなでワイワイ騒ぎながら飲めるなら最高の夜になるよ」
「2期の中では今1番考えさせられる話であった面白かった」
「楽しいならそれもまたよし」
酒盛りするフェスたちに、ネット上からは温かい言葉が寄せられていました。
第33話、Bパートはいよいよ「北部高原の物流」の話。北部高原、ノルム商会領に来たフリーレンたち。野営で食べるパンは、お皿に置くと「ゴトッ」というガチガチのパン。ここ1週間、そんなものばかり食べています。
ノルム商会領に着くと、実はフリーレンはお尋ね者になっていました。なんと80年前から多額の借金があったのです……。しかし、フリーレンはちょっとした貴族並みの資産になる金貨などを持ち合わせており、「釣りはいらないよ」と余裕の笑みで支払うのですが、ぜんぜん足りません。
「鉱山で300年働くことになっちゃった。私の旅もここで終わりだね」
フリーレンは労働で借金を返すハメに……。
「借金してたエルフ」「フリーレン完wwwww」「鉱山で300年労働www」「地下労働者フリーレン」「今日の話がネットミームになった『300年働かなければならない』の元ネタか」
そんなフリーレンにネット上は言いたい放題。筋肉隆々の男たちと一緒に鉱山で働くことになったフリーレンですが、そこは1,000年以上生きた魔法使い。魔法で仕事をします。
「鉱山で壮大な魔法使ってる」「作画力入りすぎだろ」「大魔法のテーマを使うなしww」「無駄に壮大なBGM」「演出盛り盛りのフリーレン」「このシーンこんなに神々しいのかw」「鉱山の演出やばい、綺麗すごい!!!!!今週はここに力入れたのね天才です」
「じゃあ始めようか」と軽い言葉で腰を上げたフリーレン。そこからの演出にネット上は大盛り上がり。宇宙空間のようになった鉱山に圧倒されます。
魔族との戦いで流通網も壊滅的になったノルム商会領。北部高原の物流がひどいことをノルム商会長は嘆き、開発中の鉱山からフリーレンに“銀鉱”を見つけてくれるようお願いします。
「どうか北部高原の民をお救いください、フリーレン様」
銀鉱さえ見つかれば莫大な利益になり、ありがたいことにフリーレンの借金も帳消しになるので一石二鳥ですね。そして……。
「実際は銀鉱を見つける為にフリーレンに労働を強いたのか」
「先々代ノルム興は見る目があったよ 先行投資は大成功したからね」
「さすがは商人、ふっかけてきたけど要は お力お貸しくださいという話、先々代の 恩を返す時とばかり皆ハッピーだね」
「借金の後半も展開に笑い、神々しい魔法描写に息を呑み、オチの味わいが深い好篇」
「今週も皇帝酒回と借金返済回のまったりとした展開で相変わらず贅沢なシリーズ構成してる…」
先週とはまた違った日常回。フリーレンらしいふたつのエピソードでした。
毎週変わるEDカード風イラスト。今回は第33話で絵コンテ、演出、作画監督と大活躍の小橋弘侑さんによる今回の主要キャラクター集合イラストです。
音楽を担当するEvan Call(エバン・コール)さんは、「みんなでまずい酒を飲んでいる時の曲は村の人々がその状況でも楽しんでいる時を表現しています」と投稿。Aパートの楽しさ、Bパートの壮大さ、異なる音楽が聴けた第33話でした。
アニメーション制作のマッドハウスによるアニメ素材も多数投稿されています。
次回、第34話のタイトルは「討伐要請」。次回は1週お休みで、2月27日23時から放送です。
「メトーデさんの登場が楽しみすぎる」「さて次回から中編開始。強い魔族とのバトル路線だぜ」「もうちょいでマハト出てくるんじゃね?」など期待の声が寄せられていました。
新章、神技のレヴォルテ編に突入です! キャラクターデザインの小嶋慶祐さんによるビジュアルも解禁です。
以上、第33話「北部高原の物流」のまとめでした。
TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期は毎週金曜日23時より、日本テレビ系全国30局ネット“FRIDAY ANIME NIGHT”にて放送開始。ABEMAほか各配信プラットフォームにて順次配信が開始されます(配信開始日時はサービスによって異なる場合があります)。
■TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期
<スタッフ>
監督:北川朋哉
副監督:原科大樹
監督協力:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン:高瀬丸 小嶋慶祐 藤中友里
コンセプトアート:吉岡誠子
デザインワークス:小橋弘侑 原野瑠奈 瀬口泉 原科大樹
美術監督:高木佐和子
美術設定:杉山晋史
色彩設計:大野春恵
3DCGディレクター:今垣佳奈
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
音楽:Evan Call
オープニングテーマ:「lulu.」Mrs. GREEN APPLE
エンディングテーマ:「The Story of Us」milet
アニメーション制作:マッドハウス
<キャスト>
フリーレン::種崎敦美(崎は「たつさき」)
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
ハイター:東地宏樹
アイゼン:上田燿司
ファス:うえだゆうじ
ミリアルデ:能登麻美子
(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
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