『多聞くん今どっち!?』とは、累計発行部数300万部を突破した話題の少女漫画原作をTVアニメ化。笑えて共感、きゅんきゅん悶えて、沼落ち確定。ハイテンション推し活ラブコメディーだ。
大人気アイドルF/ACEのメンバー福原多聞くんを全力応援中で、多聞くんに人生を捧げる高校生・木下うたげは、日々推し活に励むんでいた。ある日家事代行のバイト中に派遣されたのはまさかの推し(=多聞くん)の家だった。そこで出会ったのは、ステージ上のセクシー&ワイルドな完璧アイドルとは真逆な、ジメジメ陰キャで自己肯定感ゼロの多聞くん。
「本当にごめんなさい嘘つきクソ野郎で…本来なら応援される価値もないんで、あんなニセモノ…」と告げる多聞くんに、「は?ファンの愛舐めてます?多聞くんは我々の世界をパラダイスに変えてくれる、爆イケ天才古今無双!いわば神!たとえ本人でもアンチには屈しません!!」と多聞くんを全肯定するうたげ。
一方で、推しの裏の顔に動揺しながらも、気づけばジメジメ多聞くんにもときめいてしまうというストーリーが描かれる。
◇ギャップがよすぎる…「推し=神」どんな姿も愛おしい
学生時代からアイドルオタクだった筆者。アイドルをテーマにしている『多聞くん今どっち!?』が気になり、なんとなく見始めた。最初はうたげちゃんから飛び出す「多聞くんは神!」「本人でもアンチには屈しない」などのパワーワードに「分かる、分かるよ!」「爆笑」と共感しているだけだった。
そんな筆者が「多聞くん推し」になったきっかけは、センター争奪戦。自信がなく、センターに選ばれなくても仕方がないと話すジメ原さん(=多聞くん)が、涙を流し、「本当は…企画が決まった日…、悔しくて枕が腐るくらい泣きました…」と本音を口にしたシーンで一気に心が持っていかれた。
筆者はうたげちゃんのように最初から多聞くんを追い掛けているわけではない。だからこそ、多聞くんから出た言葉から、センターへのプライドや努力が見え、自然と「何それ、好き」とこぼれた。また、センターになれず、うたげちゃんからの応援幕で感情があふれ、ステージで涙する多聞くんの姿に一緒に筆者も大号泣。あんなの耐えられるわけない。無理だ。そこからは推しになるまでは早かった。
古参のファンの皆さまからしたら「遅いぞ!遅すぎる!(=ようこそ)」と言われてしまうかもしれないが、とにかく多聞くんを摂取したくてたまらない日々が始まる。恐ろしいことに…いえ、幸せなことに!無事に推しが増えた。「さぁ、お布施するぞ!」と動き出す。
アニメを何度もリピートした。
第5話で「世が世ならビューティーハラスメントで死刑になっていたかもしれない」という言葉をうたげちゃんが言っていたが、本当にその通りである。私をこんなに夢中にさせているのだから、しっかりと幸せになって貰わないと困るぜ?と多聞くんパネルを拝んできたのはここだけの話だ。
◇部屋が推し色に染まりがち…オタクは推し事が忙しい
アニメではたびたびうたげちゃんの部屋が映し出されていた。どこか見覚えがあるなとふと部屋を見渡してみると、まさに自分の部屋だった。うたげちゃんの部屋が多聞くんを飾ることでピンクに浸食されているように、筆者の部屋も推しの色に染まっていた。
アニメではそういった細かい描写もしっかりと描かれている。多聞くんのために、手作りの応援グッズを作成したり、何パターンもあるうちわを作ったりと、アイドルも忙しいがオタクの“推し事”も正直忙しい。コツコツとレイアウトを決め、推しを推すための祭壇やら部屋づくりをするのだ。
推しのグッズではないのに、推しカラーに無意識で反応してしまうのはオタクの定め。どうせ買うなら推しカラーを選択して、購入したい。その気持ちは抑えきれないし、ほぼ無意識に近くなってしまうため、オタクの部屋はいつの間にか、推しに染められていく。
推し(=多聞くん)を見つめられる部屋で、うたげちゃんがいつも元気をチャージしているんだなと思うとうたげちゃんの部屋のシーンを見るたびに穏やかな気分になった。その一方で、多聞くんがピンク担当ではなく、赤色担当だったことは正直、面白かった。そんなところもやはり愛おしい。
◇「ロス」も涙も止まらない…第2期を切実に希望
「拝啓、多聞くん&多聞教の皆さん、そして、『多聞くん今どっち!?』のファンの皆さん、アニメが最終回を迎えました。寂しすぎて涙が出そうです。うそです、大号泣です。多聞教の皆さんどうしてるんですか。教えてください。限界オタクの筆者より」という手紙を脳内から皆さんにしたためる。
そのくらいロスが激しい。うたげちゃんを通して、オタクの楽しみを再認識して、多聞くんを好きになった。多聞くんだけではなく、桜利くん、敬人くん、ナツキくんの裏表も知り、3人も好きになった(正直、多聞くん以外の3人のギャップも最高だった…さすがは多聞くんの仲間だぜ…F/ACE…箱推しの未来も遠くないぜ…)。最終回を迎えてから、筆者の情緒はおかしい。
多聞くんとうたげちゃんの関係性や桜利くんの恋の行方も気になるし、まだちゃんとキャラクターが深堀りされていない倫太郎くんのことも、裏の顔が明らかになった敬人くん&ナツキくんのことももっともっと知りたい。気づいたら沼っている、それが『多聞くん今どっち!?』最大の魅力。
しばらくの間、このロスを止めることはできない。ロスを抱えながら、『多聞くん今どっち!?』第2期制作をファンとして切実に待ち望む。
TVアニメ『多聞くん今どっち!?』
毎週土曜25時からTOKYOMX、BS11、配信サービスで配信中
U- NEXT、アニメ見放題では毎週水曜24時に地上波・先行最速配信中
【原作】
師走ゆき
【スタッフ】
監督:永岡智佳
シリーズ構成・脚本:永井千晶
キャラクターデザイン・総作画監督:伊東葉子
総作画監督:千葉充、露木愛里
プロップデザイン:藤井萌依
音楽:大間々 昂、田渕夏海
美術監督:余力
CGディレクター:門間絢香
ライブCG協力:サンジゲン
2Dデザイン:吉垣誠
撮影監督:青柳(「柳」は正しくは旧字体)風香
色彩設計:木村美保
編集:瀧川三智(REAL-T)
音響監督:大寺文彦
音響効果:西佐知子
音響制作:マジックカプセル
主題歌:F/ACE
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:松竹、キングレコード、白泉社
【キャスト】
木下うたげ:早見沙織
福原多聞:波多野翔
坂口桜利:千葉翔也
橘敬人:畠中祐
石橋ナツキ:天崎(「崎」は正しくは「たつさき」)滉平
甲斐倫太郎:長岡龍歩
藤田渉:水中雅章
白石泉:本田貴子
結菜:福積沙耶
莉子:平山ゆりか
木下ほまれ:佐々木瑠奈
木下やまと:七瀬彩夏
(C)師走ゆき・白泉社/多聞くん今どっち!?製作委員会
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