サッポロビールは2026年1月27日、「サッポロ サクラビール」350ml缶、500ml缶を数量限定で発売します。価格はオープン。


 1913年(大正2年)に竣工した九州初のビール工場で製造が始まり、アジア各地でも親しまれた「サクラビール」を、当時の文献を元に現代向けにアレンジしたビールです。


 アルコール度数は5%で、香ばしいコクとすっきりとしたのどごしを両立させたバランスの良い味わいといいます。


 パッケージには発売当時のラベルをモチーフにしたデザインを採用し、裏面にはレトロ風のイラストを配置しています。


 丸窓の背景にはかつてサッポロビール九州工場があった門司港の風景が描かれ、桜をあしらった着物姿の女性を入れることで、歴史を思わせる雰囲気を添えています。


「サッポロ サクラビール」
門司の歴史を映す一杯

 かつて1942年(昭和17年)ごろまで「サクラビール」を製造していた北九州市のビール工場は、サッポロビールの前身である大日本麦酒が継承し、1943年から2000年までビール製造を担ってきました。なお、本商品の製造は九州日田工場、千葉工場、静岡工場が担当します。


 長い歴史を持つ「サクラビール」が、今の時代向けに形を変えて登場。パッケージもレトロな雰囲気にあふれているので、手に取った瞬間からちょっと特別な気分になれそうです。


※価格は税込み表記です。


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