今回はトヨタのステーションワゴン「カローラツーリング」を紹介します。カローラシリーズは過去にも3車種ほど特集してきましたが、今日はダイハツ朝比奈インター店さんで話していたとき、「結局強いのは、ワゴンタイプのツーリングなのでは?」となりました。


 重心が低く、それなりに走る。サイズ的に人も多く乗れる、荷室も意外と広く荷物も積める、燃費もまあまあいい、ワゴンタイプのカローラツーリングがカローラシリーズの中では最強なのでは? という話が出たので、今回検証してみることになりました。


荷物も積めて車中泊もOK! SUV一択で迷っている人にこそ教えたい「ステーションワゴン」の実力
トヨタ

 また、中古車としてのカローラツーリングの利点は、車両本体価格が安いということ。たとえばこの令和2年式(2020年)、走行距離2万9000kmで修復歴なしの個体が、乗り出し価格188万円から購入できます。


 このカローラツーリングは、ディーラーで売られているのと同じ12代目のモデルになります(つまり最新モデル)。カローラツーリングは頻繁にマイナーチェンジをしていて、直近では昨年5月に安全性能を全車に標準装備しましたし、2024年には車体が低くなってスタイリッシュになりました。また今年、フルモデルチェンジを予定しているというウワサもあります。


 中古車市場ではフルモデルチェンジ前の個体は値段が落ちる傾向があるので、より狙い目になると思います。


 なお、試乗車は「カローラツーリング ハイブリッド S」(プラチナホワイトパールマイカ)です。


 では、デザインから見ていきましょう!


カローラツーリングの魅力 その1
令和6年を境に変わったフロントデザイン

 これは令和2年モデルなのでデザインが変わる前ですが、現在ディーラーで売られているモデルは顔が違います。


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 2024年にボンネットを低くしてライトを上げてスタイリッシュに。令和2年式の方は優しい感じの顔立ちになっています。


 カローラシリーズは長期間販売され続けているだけあって、一番下のグレードでもさまざまな装備が付いていて、それがカローラシリーズの中でも面白いところです。


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 たとえば、2021年のマイナーチェンジでは、バック時に警告音が鳴り、スマホでカギを開けられるようになりました


カローラツーリングの魅力 その2
ワゴンならではの広い荷室と積載性

 カローラツーリングの良いところは、やはり荷物が多く積めることです。


 荷室にはトノカバーも付いていますが、見づらいので外すと……まずは積み込む位置が低く、だいたい私の膝上くらいのところから積み込めるのでラクに載せられます。


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 後席は前後スライドせずに固定となっています。荷室で寝てみましたが、女性一人が寝転がれるくらいです。難点は両サイドにある溝。これがなければ積載性が上がりそうです


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 そしてシートを倒すと、フロント側に行くにつれて少し上がるデザインになっていますが、寝るぶんには問題なく、縦になれば2人ほど寝られると思います。


カローラツーリングの魅力 その3
空間に余裕がある居住性

 次に居住性を見ていきます。


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 前席のシートを一番うしろにした状態では、足が届かないくらい足下のスペースが広く、ヘッドクリアランスは座面が一番低い状態だと、1リットルの牛乳パックが少し潰れるくらいです。


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 座面を27回ほど上げると、拳で3つぶんのスペースがあるので十分だと思います。シートに座った感じは割と固く左右に出っ張っているので左右にブレないかなという感じがします


カローラツーリングの魅力 その4
かゆいところに手が届く使い勝手

荷物も積めて車中泊もOK! SUV一択で迷っている人にこそ教えたい「ステーションワゴン」の実力
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 使い勝手を見ていくと……、まずは上の写真の部分にペットボトルが入るドリンクホルダーが1つあります。


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 今回お借りしているモデルがハイブリッドのSモデル(上位モデル)なのですごく高級感があります。ごちゃごちゃついているというより、必要なものが必要なだけ付いているという感じです。


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 センターコンソール周りですが、入れたモノが非常に取り出しにくいです。奥の方にあるので見えないという利点はありますが、取り出しにくくてあちこちに手がぶつかります。


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 エンジンスタートボタンは、すごく押しにくい場所にあります。

ハンドルが邪魔になってしまうので、手の大きい男性の方は大変かもしれません。


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 アームレストを開けると350mlのペットボトルがすっぽり入るくらいの深めのボックスがあり、ここに12VのソケットとUSB端子が付いています。


荷物も積めて車中泊もOK! SUV一択で迷っている人にこそ教えたい「ステーションワゴン」の実力
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 後席は正直狭いかと思っていましたが、うしろのシートが奥にいくにつれて角度が付いていて、座ったときに狭さを感じません。シートもそれなりに厚いし、ガッチリとホールドしてくれるので座りやすいですね。


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 背中部分は樹脂なので硬く感じるのと、ここにシートベルトが付いているので、シートベルトの跡が付いてしまいます


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 足下の広さは、前の席を真ん中にすると牛乳パック1本分くらいのスペースができます。1番前まで出すと牛乳パックと拳ひとつ、そして指も2つ入るという広さを誇ります


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 ただ、乗り降りする際に気になるのが、拳2つほどの段差があります。そのため降りる時に足をしっかりと上げないといけないのが気になるポイントです。


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 後席の真ん中のシートベルトがここにあるので、座ったときに金具が当たるので気になる人もいると思います。真ん中に乗る人がいないとき、真ん中のシートはアームレストとして使えます。


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 ドリンクホルダーと助手席の後ろだけにはカンガルーポケット、アームレストの部分には小物を入れられる溝、あとはUSB端子が2つあります。


 ということで、カローラツーリングのレビューをしてきましたが、いかがだったでしょうか? この記事では基本的に押さえておきたいポイントを、動画ではさらに詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧ください。



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筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。

専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!


 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。


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