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調査結果サマリー
■調査背景
Xを活用したフォロー&リポスト型のキャンペーンは、多くの企業にとって主要なプロモーション施策となっています。一方で、「どのインセンティブが最も効果的なのか」「複雑な応募条件は参加を妨げないか」といった具体的な設計に関する悩みを抱える担当者も少なくありません。
株式会社NONAME Produceでは、SNSキャンペーンツール「BirdCall」の提供を通じ、数多くのXプロモーションを支援してきました。今回の調査は、これまでの支援実績と独自データをもとに、より成果に直結する施策立案をサポートするためのベンチマークとして実施しました。
■調査概要
調査対象期間 :2025年5月~7月
対象キャンペーン数:Xで開催されたフォロー&リポストキャンペーン 約112件
調査項目:
・インセンティブ(景品)種別ごとの参加率
・応募条件(シンプル/複雑)による効果の違い
・当選者数と参加率の関係
・キャンペーン期間と反応推移の関係
注意事項:
本調査はキャンペーン施策そのものの効果分析を目的としています。そのため、リーチの広さを示すインプレッション数と、ユーザーの能動的な参加を示すリポスト数や参加率をあわせて分析することで、施策の効果を総合的に評価しています。
■調査結果(詳細)
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※添付画像2:【結果1】参加率が最も高いインセンティブは「商品券・ギフト券」。汎用性が参加意欲を最大化
インセンティブ(景品)のカテゴリごとに参加率(インプレッションに対するリポスト数の比率)を算出したところ、「その他商品券など(6.41%)」「選べるPay(6.15%)」が特に高い結果となりました。次いで「Amazonギフト券(5.33%)」が続きます。
この結果から、特定の趣味嗜好に依存せず、誰もが利用価値を感じやすい汎用的なインセンティブが、幅広い層の参加意欲を喚起すると考えられます。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/444001/LL_img_444001_3.jpg
※添付画像3:【結果2】「引用リポストでWチャンス」は拡散効果大。
応募条件に「引用リポスト」などを加えた複雑なキャンペーン(複雑群)と、フォロー&リポストのみのキャンペーン(シンプル群)を比較しました。
結果として、複雑群はシンプル群に比べて参加率が5.35%から3.49%に低下する一方、平均インプレッション数は約1.28倍(925,411 → 1,186,091)に増加していることが判明しました。
応募の手間が増えることでライト層の参加は減少しますが、熱量の高いユーザーによるUGC(User Generated Content)創出が促進されます。その結果、アルゴリズム上で有利に働き、より多くのユーザーに情報が届く「発話拡散」の効果が期待できることが示唆されます。
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※添付画像4:【結果3】当選者数「10名」の壁。11名以上で参加率は約1.25倍に
当選者数と参加率の関係を分析したところ、「1~10名」のキャンペーンの平均参加率が4.49%だったのに対し、「11~100名」では5.64%と約1.25倍に上昇していました。
ユーザーが「自分も当たるかもしれない」と感じる“当たりやすさ”の印象が、参加率を大きく左右する要因の一つであることが考えられます。キャンペーンの予算や目的に合わせて、当選者数を戦略的に設定することの重要性がうかがえます。
※本調査の詳細なデータや追加分析をまとめたレポート(PDF)を、ご希望の方に無償で提供しております。下記お問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
■SNSキャンペーンの「成果設計」にお困りの方へ
当社が提供するキャンペーン支援ツール「BirdCall」では、キャンペーン施策の成果を多角的に分析・可視化できます。
・キャンペーン期間中および前後のフォロワー増減
・引用リポストと通常リポストの比率分析
・投稿ごとのエンゲージメント推移
「今回の調査結果を自社でも活かしたい」「データに基づいて、社内を説得できる企画を組み立てたい」このような課題をお持ちのご担当者様は、ぜひお気軽にご相談ください。
運営会社: 株式会社NONAME Produce(n2p)
所在地 : 東京都豊島区東池袋1-18-1 Hareza Tower 20F wework内
事業内容: SNSキャンペーン設計/インスタントウィン開発/
投稿支援ツール開発など
URL : https://n2p.co.jp/