昭和13年(1938年)創業の和牛・国産牛豚肉卸 小川畜産食品株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:小川 晃弘)は、8月29日の「焼肉の日」を記念し、直近半年以内に一回以上焼肉を食べたことのある全国の20代から60代の男女500名に「焼肉に関するインターネット調査」を2025年8月12日(火)に実施いたしました。


【調査結果サマリー】
(1) ハラミ・牛タンを内臓肉(ホルモン)と知らない人が約6割
(2) 男性30代の約半数がディナーでひとり焼肉経験済み
(3) 霜降り派56.6% vs 赤身派43.4%、60代では男女で好みが正反対
(4) 女性40代の66.0%が「無性に肉が食べたい時」に焼肉
(5) 焼肉の王道はカルビ35.6%がトップ、20代はタン派30.0%


(1) ハラミ・牛タンを内臓肉(ホルモン)と知らない人が約6割
焼肉店でも人気の高いハラミ・牛タンが、実は赤身肉ではなく牛の胃や腸と同じ内臓肉(ホルモン)に分類されることを「知らなかった」と回答した人が56.4%に上りました。

男女別では、男性全体で52.0%、女性全体で60.8%が「知らない」と回答し、女性の方が8.8ポイント高い非認知率を示しました。年代別では20代61.0%、50代59.0%が相対的に高く、60代52.0%が最も低い非認知率となりました。
性年代別で最も詳細に見ると、女性20代が70.0%と最も認知度が低く、全セグメント中で最高の非認知率を記録しました。ハラミは横隔膜、牛タンは舌という部位でありながら、その見た目や食感が赤身肉に近いことから、多くの消費者が誤解している実態が浮き彫りになりました。

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(1)ハラミ・牛タンの分類-全体
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(1)ハラミ・牛タンの分類-男女別
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(1)ハラミ・牛タンの分類-年代別
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(1)ハラミ・牛タンの分類-性年代別

(2) 男性30代の約半数がディナーでひとり焼肉経験済み
ひとり焼肉の経験率を調査した結果、全体ではランチ32.8%、ディナー23.2%となり、ランチの方が9.6ポイント高く、時間帯による心理的ハードルの違いが明確になりました。
男女別では顕著な差が見られ、男性全体がランチ47.6%、ディナー33.6%に対し、女性全体はランチ18.0%、ディナー12.8%と大幅に下回りました。年代別では各世代で一定の経験者が存在するものの、30代が他世代を上回る傾向を示しました。
性年代別では男性30代が突出し、ランチ62.0%、ディナー46.0%で全セグメント最高値を記録しました。これは働き盛りの男性30代にとって、ひとり焼肉が日常的な食事の選択肢として受け入れられていることを示しています。一方、女性60代のディナー経験はわずか2.0%にとどまり、世代・性別・時間帯による経験率の違いの大きさが浮き彫りになりました。

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(2)ひとり焼肉-ランチ_全体
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(2)ひとり焼肉-ディナー_全体
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(2)ひとり焼肉-ランチ_男女別
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(2)ひとり焼肉-ディナー_男女別
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(2)ひとり焼肉-ランチ_性年代別
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(2)ひとり焼肉-ディナー_性年代別

(3) 霜降り派56.6% vs 赤身派43.4%、60代では男女で好みが正反対
牛肉の好みについては全体で霜降り派56.6%、赤身派43.4%と霜降り派がやや優勢でした。
男女別では、男性全体で56.0%、女性全体で57.2%が霜降り派となり、男女間での大きな差は見られませんでした。

性年代別で最も興味深い発見は60代における男女の対照的な嗜好でした。女性60代の64.0%が霜降り派となり全セグメント最高値を記録した一方、男性60代は48.0%が赤身派を選択し、同世代内で真逆の傾向を示しました。
女性では年代が上がるにつれて霜降り派の支持率が高まる傾向(女性40代56.0%→女性50代58.0%→女性60代64.0%)が見られ、60代に限ると健康志向や食感の好みで明確な性別差が現れる結果となりました。

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(3)霜降り派・赤身派-全体
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(3)霜降り派・赤身派-男女別
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(3)霜降り派・赤身派-性年代別

(4) 女性40代の66.0%が「無性に肉が食べたい時」に焼肉
焼肉を食べるシチュエーション調査では、全体で「無性に肉が食べたくなった時」が50.8%で1位、「家族や友人との集まりの時」36.4%、「疲れた時や元気を出したい時」31.0%と続きました。
男女別では、「無性に肉が食べたい時」について女性52.8%が男性48.8%を4.0ポイント上回り、現代女性の肉への欲求の高さが浮き彫りになりました。
性年代別で特筆すべきは女性40代の突出した数値で、「無性に肉が食べたい時」では66.0%と全セグメント最高を記録しました。さらに「疲れた時や元気を出したい時」でも女性40代が44.0%でトップとなり、働き盛りの女性にとって焼肉がストレス発散や疲労回復の重要な手段として位置づけられている実態が明らかになりました。

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(4)焼肉を食べるシチュエーション-全体
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(4)焼肉を食べるシチュエーション-男女別
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(4)焼肉を食べるシチュエーション-性年代別

(5) 焼肉の王道はカルビ35.6%がトップ、20代はタン派30.0%
好きな焼肉部位の調査では、全体でカルビが35.6%で堂々の1位となり、焼肉の王道部位としての地位を確立しました。
男女別では部位の好みに一定の傾向が見られるものの、カルビの人気は男女を問わず高い水準を維持しています。年代別・性年代別では興味深い傾向が見られ、20代の30.0%がタンを最重視し、若年層のタン志向が鮮明に現れました。さらに注目すべきは男性20代の10.0%がレバーを最重視している点で、栄養価への関心や独特の食感を好む傾向が見られます。
総じて、焼肉部位の嗜好は世代によって明確な特色を持ちながらも、カルビという「王道」への支持は不動であることが確認されました。


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(5)好きな焼肉の部位-全体
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(5)好きな焼肉の部位-年代別
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(5)好きな焼肉の部位-性年代別

【この調査結果を受けて】
今回の調査で、消費者の皆様の焼肉に対する意識や嗜好について多くの興味深い発見がありました。特にハラミ・牛タンの分類について約6割の方がご存じないという結果は、私たち肉のプロとして、より分かりやすい情報発信の重要性を改めて認識いたしました。
一方で、男性30代のひとり焼肉経験率や、女性40代の肉への強い欲求、60代における男女の嗜好差など、現代の多様なライフスタイルや価値観の変化も浮き彫りになりました。
創業87年の歴史を持つ当社として、これらの調査結果を踏まえ、お客様一人ひとりの嗜好やライフスタイルに寄り添った商品をご提案・ご提供できるよう心がけるとともに、肉の部位や品質に関する正しい知識の普及も努めていきたいと考えております。
今後も、OGAWAグループは、妥協のない「品質」へのこだわりで「おいしい幸せ」をお届けしてまいります。


【調査概要】
調査名 :焼肉に関するインターネット調査
調査対象 :直近半年以内に一回以上焼肉を食べたことのある全国の20代~60代男女
有効回答数:500名(各年代均等割り付け)
調査期間 :2025年8月12日(火)
調査方法 :インターネットリサーチ


【小川畜産食品株式会社について】
昭和13年(1938年)に小川商店として創業。食肉のサプライヤー事業をメインに、中間流通や直営外食店の運営、精肉小売、生産事業など幅広いビジネスを展開しています。また近年では、海外への輸出事業なども含め、「食」に関わる総合的な事業の拡充を推進しています。

社名 :小川畜産食品株式会社
本社所在地:〒142-0043 東京都品川区二葉2-4-18
代表者名 :代表取締役社長 小川 晃弘
資本金 :8,000万円
従業員数 :96名(2025年4月11日時点)
業務内容 :(1)牛肉、豚肉の加工・販売・卸売事業
(2)フードサービス事業 (3)レストラン事業
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