長崎県被爆者手帳友の会(所在地:長崎県長崎市、代表:朝長 万左男)は、高齢化する被爆者の「ラストキャラバン」を映像記録として残すプロジェクト実現のためのクラウドファンディングを、2025年8月31日まで実施します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/525470/LL_img_525470_1.jpg
桜が満開になった長崎の爆心地公園で、被爆者と2世・3世のみんなでお花見

■被爆80年、高齢化する被爆者の「ラストキャラバン」を映像記録に
被爆80年を迎える2025年、世界は今なお戦争の脅威に直面しています。
そうした中、昨年、被爆者団体がノーベル平和賞を受賞。世界から注目が集まる今こそ、行動しようと考えました。核兵器廃絶と平和な世界の実現を願う長崎県被爆者手帳友の会は、被爆者の平均年齢が86歳となる中、核保有国として世界的影響力を持つアメリカの3都市を巡る「ラストキャラバン」を企画しました。
本プロジェクトは、2年前に制作し国内外で大きな反響を呼んだドキュメンタリー映画『Last Message』に続く第二弾です。被爆者が直接語る機会が限られる中、彼らが命がけで伝えようとする平和のメッセージを、映像という形で後世に残すことを目指しています。

「Last Message」ダイジェスト動画
https://www.youtube.com/watch?v=nSPqLkA-5bA

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/525470/LL_img_525470_5.jpg
長崎の被爆者のラストメッセージ

■対話と交流を通じた平和構築の試み
本プロジェクトの特徴は以下の通りです。
1. 被爆80年の節目に行う意義深い訪米
長崎原爆投下から80年という節目の年に、原爆を開発・製造した地を訪れ、現地の人々との対話を通じて過去を乗り越え、共に未来を考える機会を創出します。

2. 訪問先の歴史的意義
ニューメキシコ州(人類初の核実験地)、ワシントン州(長崎原爆に使われたプルトニウム製造地)、ハワイ州(真珠湾攻撃の地)という、日米の歴史において重要な意味を持つ場所を訪問します。

3. ハワイの「長崎の鐘」との再会
1990年にハワイ・ホノルル市に贈呈された「長崎の鐘」を地元の方々と鳴らし、交流を通じて、海を越えた平和の輪を広げます。

4. ドキュメンタリー映像として記録
被爆者の高齢化が進む中、この貴重な交流の旅を映像として記録し、後世に残すことで、被爆体験を風化させない取り組みとなります。


■プロジェクト概要
プロジェクト名: 【被爆80年】長崎の"最後"の声を米国へ
~被爆者の訪米をご支援ください~
期間 : 2025年7月12日~2025年8月31日
目標金額 : 5,000,000円
主催 : 長崎県被爆者手帳友の会 ヒバクシャ・ミライ・プロジェクト
実施期間 : 2025年11月27日~12月10日(予定)
参加人数 : 10~12名程度
訪問予定地 : ニューメキシコ州、ワシントン州、ハワイ州
URL : https://syncable.biz/campaign/8036

寄付金は渡航費用・宿泊費・撮影機材費等、アメリカキャラバン活動費として使用されます。なお、世界情勢や自然災害等の影響により予定が変更となる場合、支援金は長崎県被爆者手帳友の会の今後の活動・運営費として活用されます。



■団体概要
名称 : 長崎県被爆者手帳友の会
代表 : 朝長 万左男
所在地 : 〒852-8118 長崎県長崎市松山町6-10 鈴木ビル1階
設立 : 1967年
活動内容: 被爆者支援活動、平和教育活動、国内外での被爆証言活動
URL : https://feature.jp/hibakushaTecho/
https://www.instagram.com/nht.tomonokai?igsh=dDkwcGFtN2FrdG50
編集部おすすめ