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巣立塾サービスイメージ
【不登校児童生徒は過去最多の34万人超、11年連続増加】
文部科学省が2024年10月に発表した「令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」によると、小中学校で不登校とされる児童生徒は34万6,482人に達し、前年比で約4万7千人増、11年連続で過去最多を更新しました。不登校としてカウントされていない長期欠席の児童生徒も含めると、全国で推計50万人以上にのぼるともされ、支援のあり方が社会課題として注目されています。
【学びの遅れ解消に特化したことで夏休みに生徒急増、売上が3.5倍に増加】
巣立塾は、不登校または不登校経験のある小中高生を対象に、学習の遅れを取り戻すことを目的とした完全オンライン型の個別指導塾です。夏休み期間には「不登校による勉強の遅れを夏休みに取り戻したい」「夏休み期間は生活習慣が乱れたり、勉強習慣の維持が難しいため、子供のサポートをしてほしい」といった相談が集中。短期集中の「特訓講座」への申し込みが急増し、夏休み前に比べて売上が約 3.5倍に増加しました。
【なぜ不登校経験のある子供が塾に通えるようになるのか】
1. 心理的ハードルを下げる指導スタイル
不登校のお子さんにとって、「人と話す」「勉強を始める」こと自体が大きなハードルになります。
巣立塾では、その最初の一歩を支えるために、授業時間を集中しやすい50分に設定。すぐに勉強を始めるのではなく、まずは雑談を通してお子さんの様子や体調を知り、安心して学習に向き合える環境をつくります。
こうした関わりの中で、「この先生だから頑張れる!」と感じ、学習に前向きになった生徒が多くいます。講師は不登校支援で培った傾聴・共感のスキルを活かし、「勉強は無理」「学校に行きたくない」という気持ちを受け止めながら、自然に学びへと導いていきます。
また、今の学年の範囲で「自分にはできない」と感じているお子さんも、実は適切なハードルが設定されていないだけかもしれません。
2. 家庭と連携するサポート体制
不登校家庭では「どう声をかけていいかわからない」「お子さんの学習状況が見えない」といった悩みが多くあります。巣立塾では、授業後に講師が「授業報告書」を作成し、LINEで即時に保護者へ共有。
内容は学習進度や理解度に加え、お子さんの様子や家庭での声かけ方法まで具体的にアドバイス。これにより、保護者が安心して伴走できる体制を整えています。
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授業報告書の例
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親御さんとのやりとり
3. 短期集中で遅れを取り戻す「特訓講座」
不登校経験のあるお子さんの中には、数か月から数年にわたり十分な学習機会を得ることができず、学習が止まっている状態の子も少なくありません。
そんな中で周りのペースに合わせて学習することはお子さんにとっては難しく、かえってやる気を失ってしまう子もいます。
そこで巣立塾は、主要単元を抽出した独自カリキュラムを編成し、1か月間で1年間分のカリキュラムを集中的に学び直す特訓講座を実施。短い期間で継続的に学習を進めることで、忘れないうちに知識が定着し「毎日コツコツ勉強ができる!」という学習習慣に対する自信を得ることができます。これにより、「どうせ勉強をしても無駄」と感じていたお子さんが、次の学習や進路に前向きに取り組めるようになると同時に、自分で進んで勉強するようになります。
【事例(抜粋)】
<事例(1):中学3年生・男子>
中学生活の大半を勉強に向き合うことなく過ごし、高校受験を目前に控えても意欲が湧かない状態でした。
<事例(2):中学2年生・男子>
英語への苦手意識が強く、不登校になっていました。入塾後は日々の授業で基礎からやり直し、3か月で英検3級に合格。さらに、講師の海外経験談に刺激を受けて「英語を学びたい」という気持ちが芽生え、学校の留学プログラムに挑戦。オーストラリアで10日間の短期留学を経験し、再登校への意欲も高まりました。
<事例(3):中学2年生・女子>
「間違えるのが怖い」という気持ちから問題に取り組めず、成績は低迷していました。巣立塾では「間違えてもいいから挑戦する」という指導を続けたことで、次第に積極的に問題に向き合えるように。結果として内申点は1から3に改善し、前向きに学習へ取り組む姿勢が定着しました。
<事例(4):中学1年生・男子>
人との会話が苦手で家庭に閉じこもる生活を送っていましたが、巣立塾での授業を通じて講師との信頼関係を築き、毎日勉強に取り組む習慣を獲得。保護者とも自然に会話が増え、最終的には学校への再登校を果たすまでに成長しました。
【今後の展開】
子どもたちの学び方や進路が多様化するなかで、巣立塾は「学び直しの選択肢のひとつ」としてさらに充実させてまいります。
【代表の想い】
私たちは、不登校だからといって将来がネガティブになるわけではないことを日々実感しています。たとえ一時的に遅れがあったとしても、一生懸命に取り組むことで学校の進度に追いつき、むしろ良い成績を収めるお子さんが多いことに驚きを感じています。大切なのは、周囲の大人や環境が「子どもを信じて見守る」こと。そうすれば、今どのような状況であっても可能性は無限に広がるのだと痛感しています。
世の中では「不登校なら無理に学校に行かなくてもいい」という考え方も一般的になりつつあります。しかし実際には、背中をそっと押してもらうことを望んでいる子どもたちも数多くいます。巣立塾は、その想いに寄り添い、短期的な学習成果だけでなく、自分らしく未来を描く力を育むことを重視していきます。そして、家庭と社会をつなぐ新しい学びの場をつくり続けてまいります。なお、そういったお子さんの声を直接伺える機会も設けておりますので、取材やご相談をご希望の方はぜひご連絡ください。
巣立塾サービスサイト: https://sudachi.support/lp/sudachi-juku/
【会社概要】
名称 : 株式会社スダチ
所在地: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-28-9
代表者: 代表取締役 小川 涼太郎
URL : https://sudachi.support/corp/