パナソニックは、4Kチューナーを2基内蔵した有機ELテレビ「ビエラ TH-65GZ2000(65型)/TH-55GZ2000(55型)」を7月19日に発売する。世界初のテレビ一体型イネーブルドスピーカーを搭載し、最大出力140Wのダイナミックサウンドシステムに対応する。
市場想定価格は65型が60万円前後、55型が40万円前後の見込み。

 同社は、2020年に日本で開催される大型スポーツイベントの公式テレビにふさわしい臨場感のある画質と音質を追求し、4K有機ELビエラを進化させた。裏番組が録画できるよう、BS4K・110度CS4Kダブルチューナーを搭載する。
 画面には、独自に設計した構造や素材、パネル駆動を採用したDynamicハイコントラスト有機ELディスプレイを採用。有機ELが得意とする暗いシーンでの色/階調表現に加えて、明るいシーンでの色/階調表現も大幅に向上させた。
 また、音質面も強化した。
世界で初めてテレビ背面上部に上向きのイネーブルドスピーカーを搭載。立体音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」に対応する。さらに、センタースピーカーを追加し音源と映像の一体感を高めた。クリアで立体感のある音と色彩豊かで鮮明な映像が、臨場感のある視聴体験を実現する。
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