新型POSレジ自体は、2019年2月末までに全店導入を完了している。自動釣銭機や日本語を含む4カ国語でのナビゲーション機能を搭載している。
店舗側の簡単な操作で、これまで通り店員がレジ操作するモードのほか、顧客自身がレジ操作するセルフモードに切り替えることができる。今回の実験は、このセルフモードでの運用となる。
ユーザーの特典として、運用期間中はPonta会員とdポイント会員を対象に、通常ポイントに加えて100円につき2ポイントを付与する。
<% bcn_video1 %>
セルフモードは、クレジットカードや交通系電子マネー、iD、楽天Edy、QUICPay、WAON、Apple pay、ポイント利用(全額利用)、国際ブランドプリペイドカード、バーコード決済などのキャッシュレス決済にだけ対応する。現金やクーポン・金券・ギフト券、QUOカード、デビットカード、ポイント利用(一部利用)、ギフトカードなどは、決済できない。
また、医薬品やゆうパック・レターパック・切手・はがき、テレホンカード・QUOカード・ギフトカード、予約商品、一部値引き商品などのほか、収納代行、領収証発行、返品・返金、電子マネーチャージ、コンビニ受け取り、Loppi残高照会(QUOカード・Edy・WAON・プリペイドカード)などのサービスは利用できない。
ローソンでは深刻化する人手不足対策として、新型POSレジのセルフモードの運用方法や運用時間を検証して、19年9月末までに全店舗での運用開始を目指す。
【関連記事】
CEATECに初出店のローソン、「餃子ロボット」で人手不足に挑む
コンビニの無人営業や省力化で、ローソンとファミリーマートが実証実験
将来は「キヨスク」が無人AI決済店舗化? 新会社TOUCH TO GO設立
家電量販に広がる「電子棚札」、エディオンなんば本店も全面導入
「レジ待ちゼロ」のキャッシュレス決済、ローソンが19年10月に1000店導入へ