オーバーウォッチは、最初にPC版が登場し、その後「PlayStation 4」「Xbox One」に対応している。同じようにクロスプラットフォーム化を進めてきたエピックゲームスの「フォートナイト」はスマートフォン(スマホ)にまで対応しているが、スイッチに対応した時点で多くの若年層ユーザーを取り込むことに成功しているオーバーウォッチも同じ道をたどることができれば、ユーザー拡大につながる。
ただ、フォートナイトは無料だが、オーバーウォッチは任天堂公式ストアで税込5378円という違いがある。既存のアップデートや特別なスキンを盛り込んでいるものの、スイッチユーザーの若年層が購入するかは未知数だ。新たなユーザーを取り込むには、魅力的な舞台やコンテンツなど、マーケティングに力を入れる必要がありそうだ。
荒野行動は、スマホやPC、PS4で楽しまれているタイトル。ストリーマーなどの影響から、スマホユーザーが気軽にプレーできるタイトルとして人気を博している。スマホ版と同じサーバーなので、スイッチとスマホ間での対戦が可能だ。スマホよりも画面は大きくなり臨場感が増すので、移動中はスマホ、家ではスイッチ、といったプレースタイルが想定される。
こうしたクロスプラットフォーム化の動きは、eスポーツ人口の増加につながると期待されている。増えたプレーヤーがさらなる高品質な体験を求めて、高性能ゲーミングPCなどにステップアップするようになれば、市場はさらに活性化するはずだ。
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