ショールームを訪れると、大小さまざまなトイドローンが出迎えた。それぞれ操縦は簡単で、子どもでもすぐに楽しめる性能の高さを誇る。人形に四つのプロペラを取り付けた小型のトイドローン「JETPACK」は、形状の面白さから人気があるという。ボタン一つで離着陸でき、自動で空中回転やホバリングすることもでき、見ているだけでも楽しい。
さらに、詳細はまだ明かせないが、現在開発中の超小型ドローンの試作品も見せてもらった。これまでにない、なかなかインパクトのある製品になりそうだ。
ドローンに搭載するカメラ開発の副産物として発展した技術が、カメラを安定させるためのジンバルだ。深センには、スマートフォンを取り付けるジンバルやジンバル付きのカメラなど、さまざまな製品を手がける企業も多い。ZEGOもジンバル付きカメラの開発を進めているといい、まだまだ荒削りなモックアップをいくつも見せてもらった。
Jack Lam社長は、「これはまだテスト段階。実際には、もっと格好よくなる」と話す。さらに、「アイデアさえあれば、何でも作れる自信がある」と笑いながら話した。設計から生産まで一貫して手がける強みだ。間もなく登場する、彼らの新製品に期待したい。
●ジンバル内蔵超小型アクションカメラをつくったドローンメーカー、AEE
手のひらに載る超小型の自撮り用ドローン「Air Selfie」と言えば、日本で販売していたこともあり、知っている人は少なくないだろう。これをつくったのがShenzhen AEE Aviation Technology(AEE)だ。1999年設立のAEEは、個人向けドローンやアクションカムなどをはじめ、業務用ドローン、警察向けの録画機器なども手掛ける、中国でも有数のドローンメーカーだ。現在、55カ国以上で製品を販売している。深セン本社の他に独国と米国にも支社があり、今年、ラスベガスで開催された家電見本市CESにも出展した。
個人向けドローンでは、超小型のAir Selfyシリーズをはじめ中型の「MACH」など、100ドルクラスの製品から350ドルクラスまでを幅広くラインアップする。現在、一番の売れ筋は、5月に発売した折りたたみ式でスマートフォンケース一体型の「Selfly」だ。
HDカメラで自撮りができるほか、バッテリが着脱式で交換しながら遊べるのに加え、指定した人を追いかける追随モードや、ジェスチャーでコントロールする機能も備える。一方、今秋発売予定のAir Selfyシリーズ3号機「Air Selfy 3」は、カメラを二つ備え、よりセルフィー撮影の幅が広がる。
AEEも、ドローンのジンバル技術を応用した製品を販売している。その名も「LYFE MAGIC」。見た目はGoProそっくりだが、決定的に異なる最大の特徴は、この小さな本体の中にジンバルが仕込まれているという点だ。
本体を手に持って動かしてみると、レンズが動く様子がよく分かる。3台の異なるカメラを振動させながら撮影したデモンストレーションを見たところ、手ぶれ補正機能のないアクションカメラより安定した映像が撮れるのはもちろん、電子手ぶれ補正がとても優れていると評判のGoPro HERO7 Blackよりも、はるかに手ぶれ補正効果が高い。
AEEのAndy Zhang社長は、「当社はコンシューマ向けからプロ向けまで広く取り扱っているが、コンシューマ向けについては、もっと小型の製品、あるいはもっと大型のドローンにもチャレンジしてみたい」と話す。本格的なセルフィーカメラとしてのAEEのドローンが日本市場に進出する日もそう遠くないだろう。(BCN・道越一郎)
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