ビックカメラは、2020年早春に、日本橋三越本店新館6階に「ビックカメラ日本橋三越本店(仮称)」を出店する。

 「世界最高のおもてなし百貨店」を目指し、再開発(リモデル)を進める日本橋三越本店と出店に合意。
一人ひとりに寄り添う「家電の新スタイルショップ」として、日本橋三越本店の顧客が満足できるよう、ハイエンドゾーンの商品、これまでの家電販売店で取り扱うことができなかったブランドやアイテムなども扱い、顧客層に合った店づくりを行う。
 加えて、日本橋三越本店のコンシェルジュやスタイリスト(販売員)と連携し、他社や他店ではできない、百貨店と家電販売店の垣根を超えた提案やサービスを行っていく。売場面積は約1200平方メートル。
 住所は東京都中央区日本橋室町1-4-1。交通アクセスは、JR総武本線「新日本橋駅」から徒歩7分、「東京駅(日本橋口)」から徒歩10分、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅から徒歩1分など。
 日本橋エリアは、2004年の「COREDO日本橋」を皮切りに、三井不動産グループ主導で再開発が進んでいる。今年3月28日には、新たに再開発の象徴となる複合ビル「日本橋室町三井タワー」が開業した。首都高日本橋区間の地下化も決定しており、三井不動産は「豊かな水辺の再生」「新たな産業の創造」「世界とつながる国際イベントの開催」を三つの重点構想として街づくりを進めていくとしている。
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