Shiftallは、つくりおきした料理を冷蔵保存し遠隔から加熱できる調理家電「Cook'Keep(クッキープ)」を開発し、米ラスベガスで開催している「CES Unveiled」「CES 2020」でプロトタイプを展示している。

 Cook'Keepは、大きく分けて二つの機能を持っている。
一つ目は、つくりたてで熱いままの食材や料理をそのまま投入し、冷蔵庫と同様の冷蔵状態で保存できる機能。もう一つは、Cook'Keepで冷蔵中の食材や料理を遠隔操作で最大90℃まで温める機能となる。
 通常、つくりおきの食事を熱々のまま冷蔵庫に入れると、冷蔵庫内の別の食材を傷める可能性がある。また、冷めるまで待って冷蔵庫に入れようとすると、そのタイミングまで家を空けることができなかったり、冷蔵庫に入れることを忘れたりして料理が傷んでしまうこともある。
 Cook'Keepは、取り外し可能な金属製食材受けを備えており、炊きたてのご飯やつくりたてのスープなどを熱々の状態で投入した後、ボタンまたはスマートフォンアプリの操作で10℃未満まで冷却することができる。
 温め機能は、本体ボタンによる時刻指定のほか、アプリを使って外出先から温める時間を指定することも可能。帰宅時にスマートスピーカーへ話しかけると、帰宅までの時間に合わせて料理を温めるという機能の搭載も検討している。
 さらに、温め機能だけでなく、肉や魚などのさまざまな食材を低温で時間をかけて加熱する低温調理器としても使うことができる。一般的な低温調理器とは異なり、食材を真空パックに入れずに調理できるのが特徴で、鶏ハムやローストビーフ、チャーシューといった料理を手軽に調理できる。
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