現在、欠席を表明しているのはZTE、LG、TCL、Vivo、エリクソン、Amazon、ソニー、NTTドコモ、楽天モバイルなど。12日(日本時間)に米国・サンフランシスコで新型スマホを発表したサムスンやファーウェイ、OPPOなどの大手メーカーは参加を表明しているが、状況次第では変更を余儀なくされる可能性もある。
日本では今年が5G元年となることもあり、同見本市が例年以上に注目を集めていたが、参加者の激減は避けられそうにない。今年発売予定のスマホの生産体制や物流にも深刻な影響が出始めているとの報道もあり、5G特需を期待する産業界にも危機感が広がっている。(BCN・大蔵大輔)
【関連記事】
新型コロナウイルス、マスク高額転売にヤフオクとメルカリがクギを差す
マスク、前年比10倍以上の売れ行きで品切れ続出
ドコモ、6Gに向けた技術コンセプトを公開、10年先を見据えて
ファーウェイの5Gスマホ出荷、2019年に全世界で690万台以上
MWC 2019で楽天・三木谷社長、完全仮想化基地局は「携帯業界のアポロ計画」