QRECSは商業施設や鉄道の駅構内、駅ビルなどへの設置を想定しており、商品棚とデジタルサイネージを併設し、ネット(オンラインショッピング)とリアル店舗の融合を目指す。
商品棚は、仕切りのあるタイプやハンガーラックタイプなどさまざまな種類に対応しており、サイズもスペースに応じて柔軟に用意する。
購入には、購入者情報や配送先、決済情報などの入力が必要。「Yahoo!ショッピング」や「PayPayモール」で販売されている商品を購入する場合は、Yahoo! JAPAN IDの連携が可能となる。
QRECSへの出店は月単位のため、期間限定のポップアップショップの出店やテストマーケティングとしても活用できる。
ジョルダンは、サービス提供や運用・管理、設置オーナーと出店ストアの問い合わせサポートを担う。今後は多言語対応の他、「QRECS」にAI(人工知能)を活用したカメラを設置して通過・滞留人数やサイネージの閲覧数、ユーザーの属性などを計測・分析し、表示内容や出店料の検討の参考にするなど、ユーザーや設置オーナー、出店者にとってより利便性の高いサービスの実現に向けて取り組んでいく。
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