全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、3月のタブレット端末の販売台数は前年同月比119.9%となった。成長は維持しているものの、前月の139.0%から20ポイント近く落としたことになる。
メーカー別の販売台数前年比は上位各社が好調で、アップルが134.6%、ファーウェイが101.3%、NECが121.4%、レノボが187.5%を記録。週次の販売台数シェアでは、アップルが3月16日週に今年初めて60%を割った。圧倒的シェアをキープしていることに変わりはないが、品薄や割高感から一部の消費者が第2候補として「Androidタブレット」に流れている状況がうかがえる。
シリーズ別では「iPad 10.2インチ 第7世代 Wi-Fiモデル」が26.4%という高シェアでトップ。注目は、ファーウェイのタブレット端末(MediaPad T5、MediaPad M5 lite)が2位と3位に急上昇していることだ。先述した第2候補のAndroidタブレットには、同社製品が多く選ばれているようだ。(BCN・大蔵 大輔)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
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新型コロナ感染拡大の影響でタブレット端末の需要は増している一方、外出自粛による店舗販売減や在庫不足の影響が出ているものとみられる。
メーカー別の販売台数前年比は上位各社が好調で、アップルが134.6%、ファーウェイが101.3%、NECが121.4%、レノボが187.5%を記録。週次の販売台数シェアでは、アップルが3月16日週に今年初めて60%を割った。圧倒的シェアをキープしていることに変わりはないが、品薄や割高感から一部の消費者が第2候補として「Androidタブレット」に流れている状況がうかがえる。
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