立石義雄氏は1939年11月1日生まれ。1962年3月同志社大学経済学部卒業後、1963年4月、父一真氏が創業した立石電機(現オムロン)に入社。1987年6月に代表取締役社長に就任、代表取締役会長、名誉会長を経て、名誉顧問に就いていた。そのほか、京都商工会議所会頭、名誉会頭を歴任、立石科学技術振興財団理事長、京都知恵産業創造の森理事長など重責を担っていた。
立石氏の死去にあたり、京都商工会議所の塚本能交会頭は「永年京都経済界を支え、牽引してこられた重鎮を失い、深い悲しみに包まれています」とコメント。「社長時代に立石電機からオムロンへの社名変更を決断され、オートメーションやセンシング技術を核に多角化を推進」、さらに「経済界の悲願であった京都経済センターのオープンを実現できたことは、立石名誉会頭の輝かしい功績」とたたえた。また「『人の幸せをわが喜びとする』という信条を実直に実践され、京都のため、そして京都で働き、学び、暮らす人々の幸せのために身を捧げてこられました。
【関連記事】
停電からPCを守るUPS、19年上半期は上位2社が接戦 シェア争いの着地点は?
オムロン、AI搭載「駅案内ロボット」を下北沢駅で試験運用
オムロン、本体とカフ一体型のチューブレス上腕式血圧計「HEM-7600T」
オムロン、Bluetooth対応の体重体組成計「HBF-255T」と活動量計「HJA-405T」
万が一に備えるUPS、売れ筋の300Wクラスで人気の3モデルを比較