新しい横浜のラウンドマークとして、JR横浜駅と直結したJR東日本の「JR横浜タワー」が6月24日にグランドオープンした。新型コロナウイルスの影響で当初の5月30日のオープン予定が延期していた。
同タワーの商業施設の「NEWoMan横浜」(1~10階)と「T・ジョイ横浜」(8~10階)が24日開業し、「CIAL横浜」の地下1階と地下2階は6月18日に先行オープン。CIAL横浜の地下3階「バル&キッチン ハマチカ」は7月1日に開業する。

 法人や個人の会員制ワークスペース「STATION SWITCH」(12~26階)も6月24日に開業する。
 また、隣接する「JR横浜鶴屋町ビル」では、「CIAL横浜ANNEX」の食品スーパー文化堂が6月18日に、飲食店舗が27日以降順次開業する。宿泊特化型ホテル「JR東日本ホテルメッツ 横浜」も27日に開業する。「ジェクサー・フィットネス&スパ 横浜」は会員向けに27日から内覧を実施した後に、一般向けに8月7日にオープンする。
 JR横浜タワーの開業により、横浜駅周辺の回遊性が高まる。JRだけでなく東急東横線やみなとみらい線との接続や、近隣施設の相鉄ジョイナスや横浜モアーズにもスムーズな移動が可能になる。合わせて、待ち合わせや憩いの場など複数のオープンスペースのほか、官民連携による「観光案内所」や「横浜駅周辺総合防災センター」などもオープンする。
 JR横浜タワーの12階にある屋上広場「うみそらデッキ」では、横浜港や横浜ベイブリッジが一望できたり、ベンチやテーブル、カウンターなどを設置したりして幅広い世代がくつろげる空間となっている。
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