フードデリバリーサービスを展開する出前館は8月19日、ワールドビジネスサテライト(WBS)が8月18日に報道した「出前館が Uber Eats の買収検討」といった内容のニュースについて、「事実無根の内容」と完全否定した。

 こうした展開でよくみられる流れとして、リーク情報をもとに報道された後、該当の企業が「現時点で公開する情報はありません。
公開すべき情報が発生しましたら、改めてお知らせします」などとリリースを公開し、その後、正式に発表する。しかし、出前館の広報担当者によると、今回は「心当たりはなく、全くの事実無根」だという。
 出前館は8月18日、7月に加盟店が3万店を突破したと発表。コロナ禍でフードデリバリーの需要が増していることから、飲食店からの引き合いが増えたという。
 同社は配達のクオリティを重視してサービスを展開しており、配達員を直接雇用し、労災なども完備するほか、研修などを実施している。今回の買収検討は事実無根ではあったが、こうしたノウハウをUber Eatsでも実践できるようになれば、さらに安全で質の高いフードデリバリーサービスが生まれるかもしれない。
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