福利厚生向け出張リラクゼーションサービスを展開するイーヤスは、「週5日テレワーク勤務する会社員と健康管理」の調査結果を発表した。これによると、出社時と比べて、テレワークで会話や雑談の時間が減ったと回答した会社員は約7割。
そのうち約4割が、「ちょっとした不安」や「孤立感が増えた」と影響について答えた。

 調査では、「出社時と比べ、テレワークでは『会話』や『雑談』をする時間は減りましたか?」と質問したところ、「かなり減った」が35.4%、「減った」が35.5%という回答になった。この影響について複数回答で尋ねると、「ちょっとした不安」が39.7%、「孤立感が増えた」が37.2%、「寂しさが増えた」が25.6%だった。
 このほか、自由回答で影響について質問したところ、「人間関係の薄れ」「大きな声を出す機会が減ったので、たまに声を出しづらい」などの回答があったという。
 また、調査では「テレワークでは体を動かす時間は減りましたか?」と質問。回答は、「かなり減った」が41.8%、「減った」が29.1%だった。
そのうち、具体的な影響として、「肩こり、首のこり」が55.1%、「肥満」が48.7%、「眠気が多い」が30.8%となった。
 こうした課題に加え、新型コロナ感染症への感染の不安や心配も重なり、「コロナうつ」「テレワークうつ」の要因にもつながる懸念が広まってきていると推察される。社員の心身の健康維持、増進のためには、積極的に運動やコミュニケーションを取り入れる必要がありそうだ。
 調査は、東京在住で「週5日」テレワーク勤務をしている会社員110人を対象に、2020年12月15~17日の期間にインターネットで実施した。
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