仕事や学習がオンライン化するにしたがって、重要度が増しているのがPCとその周辺機器だ。特にマウスは接している時間が多いにもかかわらず、なんとなく選んでいる人が多いかもしれない。
これは短期的にはよくとも、長期的にみれば、作業効率だけでなく、体への負担という観点からもマイナスだ。今回の検証では多くのユーザーが無意識のうちに行っている“3つのマウスの握り方”から、どのようなマウスが向いているのかを検証してみた。

●マウスのメジャーな「3つの握り方」
 マウスには大きく分けて「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」の3種類がある。握り方によってベストなマウスは異なってくる。まず、かぶせ持ちは手全体をマウスにくっつけたスタイルの握り方。安定感があり、ホイールやサイドボタンなどを操作しやすいのが特徴だ。
 次につかみ持ちは指先と手のひらの下の部分でマウスをつかんだようなマウスの握り方だ。かぶせ持ちから指を少し立たせたような恰好になり、ポジションをとりやすいのが特徴。サイズや形状を問わず、幅広いマウスに適応するスタイルとなっている。
 最後につまみ持ちは指先だけでマウスを操作する握り方。接する面積が少ないので先に紹介した2つのスタイルよりはやや安定感に欠けるが、より繊細な操作が可能。正確性を求めるゲーマーなどに好まれる傾向にあるようだ。

 意識せずともほとんどのユーザーは自然とこの3つのスタイルでマウスを操作しているはずだ。まずは手元を見て、自分の握り方を確認してほしい。握り方を自覚したら、次はいよいよマウス選びだ。今回はサイズや形状が異なるロジクールの人気モデル「M331」「M220」「M190」「M187」「M171」を用いた。
●「かぶせ持ち」は大きめサイズと相性◎
 手全体でマウスを覆うかぶせ持ちは安定感が高いことがメリットになる。そうなると、向いているのはサイズが大きめのマウスだ。今回用意した選択肢に当てはめると「M190」が該当する。M190は同価格帯では珍しいフルサイズのワイヤレスマウスで、曲線的なデザインも相まって手にぴったりとフィットする。手のサイズが大きい人向けと思われがちだが、かぶせ持ちをする人なら使いやすさを実感できるはずだ。
●汎用性が高い「つかみ持ち」は選択肢の幅が広い
 つかみ持ちは手を固定する位置の自由度が高いので、幅広いマウスを選択しやすい。ならばデザインや静音性などを重視するのもありだ。例えば「M331」は4種類のカラバリがあり、高い静音性を誇るモデルで、マウスを変えたときの効果を実感しやすいだろう。
左右対称のモデルがよいということであれば「M221」も有力な候補になる。
●「つまみ持ち」は小回りの利くモデルがおすすめ
 指の先で操作するつまみ持ちをする人は小さめのマウスを選ぶのがおすすめ。小回りが利くほうが細かい操作もしやすいだろう。ロジクールのマウスであれば「M187」や「M171」などのモデルが最適だろう。左右対称の設計になっていることも重要なポイントだ。
●触ってみて初めて分かるマイベストマウス
 今回の検証で自分にぴったりのマウスを選ぶポイントが、単にサイズだけではないことが分かっていただけたと思う。手が小さくても握り方によっては大きいマウスのほうが合うこともあるし、逆も然りだ。ベストな選択をしたいなら、まずは自分がどのようにマウスを使っているのかを自覚し、店頭で実際にマウスを握ってみるのがよいだろう。今回紹介したマウスはいずれも税別2000円以下で購入しやすいので、新年度が始まる前に乗り換えを検討するのもよいだろう。(BCN・大蔵大輔)
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