一方、駅窓口や券売機での乗車券類の購入、オートチャージを除く駅(券売機・ATM「VIEW ALTTE」)でのチャージはVIEWプラスのサービス対象外となり、ポイント還元率は0.5%に引き下げとなる。
JR東日本が提供している、ウェブ登録済みのモバイルSuicaで定期券区間外のJR東日本の在来線に乗車するとJRE POINTで運賃の最大2%を還元するポイントサービス、3月1日にスタートしたリピートポイントサービス、3月15日から時差通勤でポイントを付与するSオフピークポイントサービスによるポイントは、それぞれ別途付与する。
全面的なテレワーク導入に伴い、毎月一定の定期代相当額の支給から、出勤日数に応じた交通費実費精算に切り替える企業が増えているという。しかし、VIEWプラスの改定によって、ビューカードで支払う場合、都度精算するよりも通勤定期券(モバイルSuica通勤定期券)を購入する方が安く済む分岐点が下がる。
都度精算でも、現金払いとカード型Suica、ビューカードとカード型Suicaより、「ビューカードとモバイルSuica」または「ビューカードとSuicaにオートチャージ」の組み合わせが最も還元率が高い。さらにビューカード主催で、ゴールドカード会員限定キャンペーンを実施する予定。
JR東日本グループの共通ポイントのJRE POINTは、モバイルSuicaアプリを利用している場合、JRE POINTのウェブサイト・アプリからの操作で、最小1ポイントから1ポイント1円相当としてモバイルSuicaにチャージできるため、ほぼ現金相当として使える。
JR東日本は、今回のビューカードのVIEWプラスのサービスの見直しについて、チケットレス化・モバイル化を推進するためと説明している。
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