エースは、バッグブランド「ace.」で背中の蒸れを軽減するため、背中とリュックの間に空間を設けて放熱性を高めたビジネスリュック「ラパックエアV2」を6月1日に発売した。価格は、リュック小(12L)が2万4200円、リュック大(16L)が2万6400円。


 ラパックエアV2は、アウトドアリュックに用いられるエアベンチレーション(背中とリュックの間に空間を設ける通気構造)をビジネスリュックに適した形で取り入れた。これにより、体の部位ごとに発熱するサーマルマネキンを用いた温熱環境評価では、15分間リュックを装着し外した直後の背部の放熱性が、背面がフラットな一般的なリュックに対し23%向上した。
 また、アウトドアリュックに見られる一般的なエアベンチレーションは背面を大きなカーブを描くように内側に湾曲させるため、PCや書類といったビジネスツールの収納には非効率的な構造だった。そこで今回、ピアノ線を用いた枠の四つ角に曲げ加工を施し、本体背面が平らでありながら空間を確保する独自の枠構造を新開発した。
 さらに、荷重の分散と通気性を両立するため、肩と腰パッドのクッション材にパンチングを施している。
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