「BCNランキング」2022年1月1日から6月30日の日次集計データによると、Androidスマートフォンの実売台数ランキングは以下の通りとなった。
 2022年上半期(1/1-6/30)のAndroidスマートフォン売れ筋ランキングは、FCNT「arrows We F-51B」が首位を獲得した。
スマホ初心者などのライト層をターゲットにしたエントリーモデルで、昨年12月末の発売から上位を維持。そのままトップの座についた。首位の機種はドコモ版で、au版は4位にランクインしている。2位はSAMSUNG「Galaxy A22 5G SC-56B」。こちらも「arrows We」同様にライト層向けの機種で、低価格を武器に支持を集めた。3位にはGoogle「Pixel 5a (5G)(Softbank)」がランクイン。昨年8月発売の機種だが、今年に入ってから実施されている大幅な割引が販売台数増に寄与した。
 TOP10に登場したのはいずれも2万円台~5万円台のエントリーからミドル帯の機種。多くのユーザーはコストパフォーマンスの高いモデルを求めていることが分かる。下半期に入って早々、アップルは「iPhone」シリーズを値上げした。これがAndroid勢にとってどのような影響を及ぼすか、今後の動きにも注目だ。
1位 arrows We F-51B(FCNT)
2位 Galaxy A22 5G SC-56B(SAMSUNG)
3位 Pixel 5a (5G)(Softbank)(Google)
4位 arrows We FCG01(FCNT)
5位 Reno5 A(OPPO)
6位 AQUOS wish A104SH(シャープ)
7位 AQUOS wish SHG06(シャープ)
8位 A54 5G(UQ mobile)(OPPO)
9位 かんたんスマホ2 A001KC(京セラ)
10位 Xperia 10 III SO-52B(ソニー)
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

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