●「リア垢」と「本垢」は似て非なるもの?
「垢」とは、Twitter上で「アカウント」を表す俗語。Twitter上では「〇〇垢」のように、「垢」の前につける文字でそのアカウントがどういう性質のものかを区別しているようだ。
例えば、現実の交友関係と繋がりを持つための「リア垢」やごく親しい人とだけ交流する「裏垢」、本名を明かさずにネット上の人格でやり取りする「ネト垢」など色々な種類が存在する。
ただし「リア垢」と「本垢」は一見似ているが、その区別は本人の裁量によるところが大きい。「本垢」は基本的に普段メインで使用するアカウントのこと。リアルの友人たちと繋がっている「リア垢」が「本垢」であるとは限らないのだ。
また、アカウントの性質以外にも、目的別に「愚痴垢」や「宣伝垢」、“見る”専門の「ROM垢」などさまざまに応用されている。「趣味垢」に関しては「オタ垢」や「コスメ垢」、「音楽垢」のように具体的に記されている場合も。若い世代では多くの人がTwitterアカウントを複数持っていることもあり、「垢」が細分化されているようだ。
今や「交流」「発信」「情報収集」に欠かせないツールとなったTwitter。
とは言え、あまり多く作りすぎると管理しきれなくなるリスクは否めない。放置アカウントは乗っ取りの被害に合う危険性が高まるので、くれぐれも管理できる範囲内で「複数垢」を持つようにしたい。(フリーライター・井原亘)
「垢」だけじゃない! 是非チェックしたいその他トレンドワード
・東北勢初優勝
・#声優vs馬
・FF比
・モーメント
■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている
【関連記事】
Twitter上のやりとりが快適になる「ブロック」機能、便利だが相手にバレる恐れも
『鋼の錬金術師』のトラウマ台詞「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」 一体どんなシチュエーションで使うのか
欲しい情報もデマも自動拡散!? Twitterでよく見る「ボット」の正体
「Twitterサークル」は安心安全? ネタバレOKな情報共有が楽しめる新機能とは
Twitterのフォロー数が多い人は必見! アカウントをグループ管理できる「リスト」機能の使い方