●自動運転にも応用される最先端のレーダー技術を応用
2017年に創業した米国スタートアップ企業のTellus You Careは、これまで日本国内の有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅など、様々な施設に高齢者見守りサービスを導入してきた実績があり、そのなかで在宅分野への参入を期待する声を多く受けてきた。今回、ソースネクストは、日本の高齢化状況と両社がもつ強みやノウハウを生かし、高齢者見守りサービスの市場に参入し、高齢者とその家族が安心して生活できるソリューションを提供していく。
協業の第一弾として、新製品「POM」をMakuakeで8月7日から販売開始した。「POM」は、自動運転にも応用される最先端のレーダー技術を用いて、非接触で睡眠習慣や心拍数をモニタリングできる、新しい見守りデバイス。「POM」を見守る相手の寝室の壁に設置することで、その人の睡眠習慣や心拍数、呼吸数などを高精度に計測し、専用アプリから通知する。
映像で監視するカメラや、装着や充電の面倒があるスマートウォッチなどとは異なり、高齢者の“今までの生活”を変えることなく、高齢者自身やその家族に安心を提供することができる。製品名は、安心を意味する英単語の「Peace Of Mind」の頭文字をとって名付けられた。
Makuakeのプロジェクトでは、本体端末1台と専用アプリ6カ月利用分のセットで、定価の52%オフなど数量限定を含む複数のラインアップを用意している。
なお、Makuakeでの販売期間の終了後は、ソースネクストの自社オンラインショップでの販売を予定しているほか、他社や自治体との連携による販路拡大を行う。また、両社それぞれの強みやノウハウを生かし、新機能開発などによるサービス向上も実現していく。
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