円谷プロダクションは10月18日に、ウルトラマンシリーズのトレーディングカードゲーム「ウルトラマン カードゲーム」のサービスを、2024年夏より日本・北米・中国本土・香港・台湾・東南アジアからスタートし、順次サービス拡大していくことを発表した。

●有望なトレカ市場で事業を本格化
 インドのZion Market Researchによる調査によれば、世界のトレーディングカードゲーム市場規模は2022年に約1兆円(約64億ドル、1ドル150円換算)と評価され、2030年末までに約1.7兆円規模(約116億ドル)への成長が見込まれる。
また、中国ではウルトラマンシリーズをテーマとするコレクションカードゲームがブランドシェアNo.1となり、大人から子どもまでを巻き込む大人気となっていることから、円谷プロダクションは将来有望なトレーディングカード市場での事業を本格展開することで、IPサービスのさらなる充実を目指す。
 今回、サービス開始が発表された「ウルトラマン カードゲーム」は、ウルトラマンシリーズの世界観に子どもから大人まで楽しめるゲーム性とコレクション性を組み合わせたトレーディングカードゲーム。
 ウルトラマンの登場シーン・パワーアップ・必殺技・TYP(タイプ)システムといったゲームの魅力的要素を、ハイクオリティな描き下ろしイラストと個性あふれるキャラクター写真を併用したカードデザインで表現している。
 あわせて、同社だからこそ可能な作品、ライブイベント、商品との連動展開も予定しており、「ウルトラマン カードゲーム」を通じて壮大なウルトラマンシリーズの世界観や物語を楽しめるようになる。
 なお、シンガポールのサンテックシティにて11月24日~26日の期間に開催される「Anime Festival Asia」では、円谷プロダクションの出展ベースにおいて「ウルトラマン カードゲーム」がお披露目され、世界最速で体験できる。さらに、11月24日の現地時間15~17時には、同会場にてBtoB向け戦略発表会も行われる。

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