こうべ市民福祉振興協会は11月2~12日の期間、同法人の運営する「しあわせの村」(兵庫県神戸市)において、日本庭園での光と影の演出を楽しめる紅葉のライトアップを実施する。入場は無料。


●宿泊施設やキャンプ場もある敷地
 「しあわせの村」は、「神戸市民の福祉をまもる条例」の理念の実現を目指す総合福祉ゾーンであり、神戸市制100周年を記念して1989年にオープンした。
 敷地総面積は約205ヘクタールで、緑豊かな広大な村内には宿泊施設やキャンプ場、レクリエーション施設や芝生広場、各種スポーツ施設、飲食店が点在する。また、子どもや高齢者、障がいのある人などすべての市民が楽しめるよう、さまざまなイベントや企画を開催している。
 今回実施されるライトアップが行われる日本庭園は、江戸時代の大名庭園において発達した、日本庭園形式の1つである池泉回遊式庭園で、約2000平方メートルの池を中心に、石橋、木橋、土橋、水舞台、四阿(あずまや)を配置する。園路はフラットで段差がないので、車椅子やベビーカーもスムーズに通行可能で、園内には車椅子対応トイレも整備されている。
 同企画では、秋の紅葉と菊の花をライトアップし、紅葉自体の美しさを際立たせるとともに、水鏡に映し出される「逆さ紅葉」の幻想的な景色が見どころで、光と影の演出によって秋の風情を心ゆくまで感じられる。
 点灯時間は17~19時30分。
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