観光地として知られる広島県尾道市の瀬戸田町が、新たな取り組み「瀬戸田メタバースワールド」を始動する。地域の企業・団体の協力のもとメタバースやNFTを活用し、地域観光の魅力を発信する実証事業で、主催はNEC。


●スタンプラリーは1月31日から3月31日まで
 瀬戸田メタバースワールドでは、バーチャル空間を活用して現地の風景を再現し、観光地の動画や写真を見ながらプチ旅行体験ができる。実際に瀬戸田を訪れてスマホの「瀬戸田めぐり」アプリを登録すると、観光スポットを巡るスタンプラリーに参加でき、お得なクーポンがもらえる。スタンプラリーをコンプリートすると、瀬戸田オリジナルのNFTデジタルアートが獲得できる。
 瀬戸田めぐりのメタバースワールドとスタンプラリーは、1月31日から3月31日まで開催される予定で、参加費は無料。参加には、アプリへの登録が必要となる。
 また、ワールドオープン日には瀬戸内ご当地アイドルのSTU48のトークライブが配信され、瀬戸田の魅力が伝えられる予定だ。
 広島県尾道市瀬戸田町で開催されるスタンプラリーは、全部で3コースある。それぞれ「しおまち商店街コース」「お散歩コース」「広域コース」と名付けられ、コースごとに特色ある観光スポットをめぐることができる。スタンプラリーを完全にクリアすると、瀬戸田めぐりオリジナルのNFTデジタルアートがもらえる。なお、スタンプはスマホのGPS機能を使って押すことができ、GPSが検知されない場合、スポットに設置されているコードでスタンプを押すことができる。
 協力する企業・団体には、尾道市役所瀬戸田支所、尾道観光協会、瀬戸内ブランドコーポレーション、REALITY XR cloud、NECソリューションイノベータなどが名を連ねている。
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