全国の家電量販店やECショップのPOSデータをもとに集計したデータベースで、いま売れているデジタル家電が正確に分かる「BCNランキング」では、毎年7月、上半期に最も売れたメーカーをデジタル家電の部門ごとに発表している。年間販売数No.1企業を称える「BCN AWARD 2025」(24年1~12月集計値)の中間発表でもある。
ハードウェア11部門でNo.1を獲得したエレコムに、上半期の振り返りと今後の意気込みを聞いた。

●連続受賞が途切れないよう取り組む
 「BCNランキング」の計11部門で上半期No.1を獲得したエレコム。
・タブレット端末アクセサリ部門
・ワイヤードスピーカー部門
・映像関連ボード部門
・サウンド関連ボード部門
・携帯オーディオアクセサリ部門
・マウス部門
・キーボード部門
・10キーボード部門
スマートフォンケース部門
・スマートフォン保護シート部門
・モバイルバッテリ・充電器部門
 多くのカテゴリでNo.1を獲得した上半期について、「市況が苦しい中で、新製品を含めてエンドユーザー様に選んでいただき、非常に光栄に思っております。ありがとうございます」と振り返った。今後の意気込みについては、「受賞カテゴリーを増やすことももちろんですが、一度選んで頂いたカテゴリーは継続して受賞できるよう引き続き精進いたします」とコメントを寄せた。
●エレコムのイチ推し製品はトラックボール「M-IT11BRBK」
 エレコムの今年下半期に向けたイチ推し製品は、「トラックボール “IST”5ボタン ベアリングモデル M-IT11BRBK」という。
 推しのポイントは、「ベアリング支持のトラックボール、トラックボールを使う方はDIY要素も強いので支持パーツを交換できるなど、長く使えることにもこだわっています。エレコムは引き続き、トラックボーラーのみなさまのために製品開発を続けていきます」とのことで、マウスではなくトラックボールをこよなく愛用するトラックボーラーは要チェックだ。
【関連記事】
エレコム、約4年ぶりのトラックボール新シリーズ「IST」
カラバリ4色、PCケースなど全7アイテムの新シリーズ「ILMF(イルムフ)」
エレコムの葉田順治会長が寄付した、出身地・熊野市「児童養護施設」が開所
デジタル家電 2024年上半期販売数No.1メーカー ノートPCでFCCL、AndroidスマホでGoogleが1位!
編集部おすすめ