「ワインに限らず、料理も好きなので、いろいろ作っているうち品数が増えてしまって」と、店主でソムリエの亀岡紘子さんは笑う。
メニューをみれば、ポテサラにローストビーフ、煮込み料理だったりピザまで。洋の東西を問わず、思い出したように手書きしているようでこちらも笑ってしまう。
手製のレンコンきんぴらで赤ワインをチビチビやったりなど、居酒屋感覚で楽しめそうだ。ワインのほかにも、グラスで楽しめるフルーティーな日本酒を揃えるなど、アテから酒へ、酒からアテへと、両方向からアプローチしたい、悩ましいメニューばかり。
圧巻は特製のシュウマイ。作り置きはせず、なんとオーダーが入ってから手包み開始。手間暇かかるが「美味しいものをお出ししたい」との心意気。提供に少々時間はかかるものの、グリーンピースのツヤツヤ緑にうっとり。ジューシーに蒸されたシュウマイを前に、合うワインを考えるのもまた一興だ。
もちろん、「自分の好きなものばかり」というワインリストを伺いつつ、じっくりグラスを傾けるのもよし、客の数だけ楽しみ方が増えていきそうな芦屋のバー。
そろそろ、シューマイに負けず劣らずのインパクトメニューが出そうな気がして、チェックしに行きたい今日この頃。
『capsula』
住所/兵庫県芦屋市大原町8-2 ラフォーネ芦屋 地下1階
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