関西圏の「また」に隠された知られざる意味とは?
(画像はイメージ)
●関西圏の「また」には2つの意味がある?
ネット上では「初対面の関西人に『また飲みに行こう』って言われて恐怖したことがある!」「職場で初めて会った人たちから『また遊ぼうね』と言われて困惑……」などの恐怖体験が語られている。
混乱が起きる理由は、関西圏で使われる「また」の意味合いが違うから。一般的に「また」という言葉には2回目以降を指す意味合いがあるが、関西圏では「また」という言葉に「今度」という意味合いが含まれているようだ。
初対面の人に「また飲みに行こう」「また遊ぼう」と言った場合は、「今度飲みに行こう」「今度遊ぼう」という意味となる。ただし、他の地域と同じように2回目以降を指す意味合いでも使うため、どちらの意味合いで使っているのかが分かりづらいようだ。
関西人の「また」の使い方は、昨年の12月4日に放送された「これ余談なんですけど・・・」でも話題に。関西人の「また」が関東人には通じないと紹介されると、マテンロウのアントニーさんが「大阪の先輩めっちゃ言う!」と共感していた。また島根出身であるかまいたちの山内さんも「最初は“意味分かんないな感”はありました」と同調する一方で、大阪出身であるハイヒールのモモコさんは通じないことに驚く場面も。
ネットで話題となったことで、関西圏でしか使われない「また」の意味合いを初めて知った人も多いようで、「いつも誰かと間違えてると思ってたからスッキリした」「関東圏の人がポカンとしてたのはそう言うことか!」などの声が。初めて会う関西人に対して、こちらから「また遊ぼう」と言ってみるのも面白いかもしれない。(フリーライター・井原亘)
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