セレクトラ・ジャパンは6月19日、現在iPhoneを利用していて買い替えを検討している男女を対象に実施した、iPhoneの値上げによるAndroid乗り換え意向調査の結果を発表した。同社の格安SIM・スマホ部門が実施した同調査は6月3日に行われ、150人から回答を得ている。


 調査対象者に、iPhoneが値上げになる場合はAndroidへの乗り換えを検討するかを尋ねたところ、「迷っている」と「検討する」を合わせた割合は42.7%だった。
 iPhoneからAndroidへの乗り換えを「検討する」または「迷っている」と答えた人からは、その理由として「機能はそれほど変わらないのに値段だけ上がっているから」「昔ほどiPhoneに憧れないし物価高なので節約したいから」「iPhoneが好きなのに、値上がりが厳しくなり10万以上の価格は出せないから」といった声が寄せられている。
●それでも半数以上のiPhoneユーザーは使い続ける
 一方、「乗り換えるつもりはない」と答えた人からは、「エアドロップができないと不便だから」「中古iPhoneを検討するから」「iPhoneの値上げはきついけど、Androidに移行するのも面倒だしiPhoneで他のデバイスと楽につながれる物も所有しているのであまり移行したくない」といった理由が寄せられた。
 iPhoneからAndroidへの乗り換えを「検討する」または「迷っている」と答えた人(64人)に、Androidで使ってみたい機種・メーカーを尋ねた質問(複数回答)では、「Google Pixel」(54.7%)が他を大きく引き離して最多となり、以下「Xperia」「Galaxy」が続いている。
 同じく、iPhoneからAndroidへの乗り換えを「検討する」または「迷っている」と答えた人(64人)に、Androidを選ぶ際にもっとも重視することを尋ねたところ、「処理性能・スペック」(40.6%)、「バッテリー持ち」(28.1%)が上位を占めた。
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