日本電業工作は6月30日に、近年社会問題となっている「無意識での子どもの車内置き去り事故(車内放置事故)」を防止するための製品として、自家用車用の車内放置防止グッズを開発し、「ツレテコ」としてブランド化するとともに、2026年春に製品を発売予定であることを発表した。開発中のプロトタイプは、7月2~4日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第17回 国際 ベビー&キッズEXPO 夏」にて展示される。


●子どものチャイルドシート着座状態を判定して車内置き去りを検知
 「第17回 国際 ベビー&キッズEXPO 夏」で展示される「ツレテコ」のプロトタイプは、チャイルドシートに後付けできる子ども車内放置防止グッズで、保護者の持つスマートフォンと無線接続することによって、子どものチャイルドシート着座状態を判定して、子どもが着座状態のまま保護者スマートフォンが離れた状態、つまり車内置き去り状態を検知して、スマートフォンに通知する機能を備えている。
 初回設置以降は自動で状態を検知するため、無意識での子どもの車内置き去り事故を防げる。
 「ツレテコ」のロゴは、「安心」を想起させる青を基調に子どもと車、スマートフォンへの通知、無線接続を表現したデザインとなっている。
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