●芯までふっくらしたごはんを炊き上げる
「NW-WB」は、中パッパから沸とう維持工程で一気に大火力を加えることで激しい対流を起こし、大火力で炊き続けることによってお米のアルファ化を促進して甘みを引き出し、芯までふっくらしたごはんを炊き上げられる「豪熱大火力」シリーズの圧力IH炊飯ジャー。
ふたの内側に設けた小さな穴で泡をつぶして、泡を蒸気とおねばに分離させることでふきこぼれを抑制する、独自構造の「大火力ユニット」を採用しており、ふきこぼれを気にすることなく大火力で炊飯できるため、芯までふっくら炊き上げられる。
内釜は、IHとの相性がよく発熱効率と蓄熱性に優れた「鉄」素材を、熱伝導率の高い「アルミ」層と、高い耐久性の「ステンレス」層の間に仕込んだ「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」で、内釜のふち部分を厚くすることによって熱が外に逃げるのを抑え、効率よく加熱する。
炊飯機能としては、水の量を変更することなく、前回食べたごはんのかたさや粘りの感想を入力するだけで炊き方を微調整して、炊くたびに好みの食感に進化する「わが家炊き」メニューを用意する。「わが家炊き」では81通りのパターンでの炊き分けが可能なので、乾燥によってかたくなりがちな古米や、粘り気が少なくパサつきがちなカルローズ米も好みの食感に調整できる。
あわせて、約16分(「NW-WB10」での1合炊飯時)でごはんを炊ける「白米特急」メニューを新たに採用したほか、圧力の強さと圧力をかける時間を調整して、すしめし、しゃっきりからもちもち、玄米までメニューにあわせて圧力と時間を変えて7通りの食感に炊き分けられ、皮の固い玄米も1.3気圧の高圧力をかけることでふっくらやわらかく炊き上げられる「炊き分け圧力」、高圧力1.3気圧をかけてお米の中に水分を閉じ込めることで、レンジで解凍時もパサつきやベタつきを抑えたふっくらおいしいごはんを食べられる「冷凍ごはん」メニュー、雑穀米をしゃっきり・ふつう・もちもちの3通りの食感に炊き分けられる「雑穀米炊き分け3コース」、芯まで甘くやわらかい食感に炊き上げる「おかゆ」メニュー、高火力で炊き上げる専用の炊き方によって、さらっとしていてごはんの粒感が楽しめる「粒立ちがゆ」メニューも搭載する。
さらに、底センサーが保温に最適な火加減で温度コントロールし、水分の蒸発を抑えて40時間までおいしく保温可能な「極め保温」も備えている。
なお、使用後に毎回洗う必要があるパーツは、外して洗える内ぶたと内釜の2点のみで、内ぶたは食器洗い乾燥機に対応しているため、お手入れしやすい。また、本体はお手入れが容易な「フラットトップパネル」「フラットフレーム」「フラット庫内(サイドセンサー部は除く)」を採用している。
そのほか、バイオマスプラスチック素材であるPrasusを採用した「立つしゃもじ&計量カップ」が付属するとともに、本体にはスマートフォンなどで取扱説明書を確認できる、コードが付いている。
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