●正しい眼鏡を選んで、生活の質と労働生産性を改善
『教養としての眼鏡』は、眼鏡を買う前に最低限の知識を得て、上手に買い物ができるツールとして企画されている。
日本の眼鏡業界は、低単価で顧客満足を獲得する業態を国民が支持したことによる販売単価のダウンをおもな要因に、ここ数年は売上規模4000億円前後と低迷しており、同書の著者である伊藤氏の簡易な計算によれば、年換算で40兆円にも及ぶ経済的価値の損失につながっているという。
伊藤氏は、眼鏡を変えれば視生活が変わり、視生活が変われば国が変わると主張し続けており、デフレ経営によって供給される低品質の眼鏡と、精度に欠ける販売手法によってもたらされるメガネが、国民のQOLと労働生産性が低下させ、国際競争力を押し下げていると述べる。
こうした現状を受けて、業界関係者の知識向上と意識改革が急務であり、眼鏡が個々人にもたらすプラスの効果、マイナスの効果を国民1人ひとりに知ってもらう必要がある、との考えから同書の刊行に至った。
おもな想定読者層は、富裕層や本物志向の人で、年齢では30代後半~60歳までの現役世代を対象にしている。
同書の内容は以下の通り。
○第一章 これだけは知っておきたい眼鏡のきほん
○第二章 あなたの健康は眼鏡が作る
○第三章 いい眼鏡選びはいい眼鏡屋選びからはじまる
○第四章 眼鏡のために必要な検査
○第五章 お店任せにしないレンズの選び方
○第六章 骨格にフィットするフレーム選び
○第七章 眼鏡屋の店主から未来への提言
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