エディオンは10月14~17日に千葉・幕張メッセで開催する「CEATEC 2025」に初出展する。家電量販企業として「CEATEC」の出展は初めて。


●「エディオンスマートアプリ」などを展示か
 CEATEC 2025では、「IoT家電で暮らしを豊かに」をテーマに顧客のスマートライフをサポートする同社の取り組みや、今後のビジョンを紹介する予定。また、最新のテクノロジーを「便利な体験」に変えていくための、具体的なソリューションを提案するという。
 CEATECは、「Society 5.0」の実現を目指して、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、「共創」により未来を描くことを趣旨として開催するデジタルイノベーション総合展。
 エディオンは4月から、国内家電メーカー各社のIoT家電を一つのアプリで操作できる「エディオンスマートアプリ」(スマートアプリ)を無料で提供している。
 異なるメーカーの家電をまとめて操作でき、例えば、外出先からエアコンのオン/オフや運転モード、設定温度の切り替えなどを遠隔で操作したり、洗濯機の運転状況を確認したりできる。
 諸外国と比較して日本のスマート家電の普及は遅れているが、同社は普及・拡大を後押しし、将来的には見守りサービスや防犯対策など社会課題の解決につなげる。導入の障壁となるIoT家電とアプリの設定作業は、有償の「おまかせIoTパック」(1万2650円)を用意。初めてスマート家電を導入するユーザーをサポートする。
 また、同社は8月下旬から、エディオン全店でレシートを電子化する「電子レシート」の提供を開始した。
 紙で発行していたレシートを電子化することで、財布の中がかさばることなく、購入履歴を電子データで保管するので、紛失や劣化の心配がない。また、購入履歴はスマホやPCなどから、いつでも確認できるためレシートを探す手間もなくなる。
 エディオンは、新しいテクノロジーを導入したソリューションを積極的に提供している。
CEATEC 2025では、こうしたサービスも一緒に展示されるものと思われる。(BCN・細田 立圭志)
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