●「強い経済」を目指して
私は、閣議決定された「強い経済」を実現する総合経済対策に対し、現実的に判断するなら、「積極財政の形をした対症療法」だと考えているが、皆さんはどうだろう。インフレという根本原因を治療しておらず、単に目先の負担を一時的に軽くしているだけにすぎないのではないか。
現状、価格を底から押し下げる生産力強化や供給側の構造改革には踏み込めていないため、補助金が切れれば元に戻る構図は変わらない。さらに深刻なのは、最近の政権の「議論の浅さ・すっ飛ばし」が多くの重要案件で繰り返されている点である。見出しで煽るネットのニュース記事を読み、内容が社会の根幹を左右する法案や国際協定が、十分な審議や国民への説明を経ず、ほぼ通過するだけの手続きになっていると感じているはずだ。
例えば、移民政策は治安・社会保障・教育など複数分野に影響する重大テーマである。それにもかかわらず、十分な検証と説明が行われていない現状がある。今回の経済対策も同じ傾向があり、表向きの支援や投資の大きさに比べ、政策の根本目的や長期的な影響についての議論は極端に薄い。特に現在の政権は国民からの期待度も高く、こういった政権のときに重要法案をスルッと通されてしまうことが多い。国民としては、期待に流されることなく、よく見ておかねば非常に危険な状態でもあるといえるだろう。
政府は補助金や給付を繰り返すことで一時的な負担軽減を示している。0歳から高校3年生までの子どもたちに1人あたり2万円を支給する「物価高対応子育て応援手当(仮称)」が報じられ、話題となっているが、これらはあくまで“痛み止め”であり、経済そのものの強さには直結しない。
■Profile
堀田泰希
1962年生まれ。大手家電量販企業に幹部職として勤務。2007年11月、堀田経営コンサルティング事務所 堀田泰希を個人創業。大手家電メーカー、専門メーカー、家電量販企業で実施している社内研修はその実践的内容から評価が高い。
【注目の記事】
東京都独自「0~2歳の保育料無償化」始まる 3~5歳は全国で無償化済み
下水道料金 各地で値上げ相次ぐ 「下水は大切な生活基盤 値上げに理解を」
2025年度税制改正(前編) 12月から所得税の基礎控除が大きく変わる!
「住宅省エネ2025キャンペーン」実施中 補助額は最大160万円
余暇時間にスマホ使用は最大2時間までを目安に! 豊明市の条例施行に賛否両論











![[USBで録画や再生可能]Tinguポータブルテレビ テレビ小型 14.1インチ 高齢者向け 病院使用可能 大画面 大音量 簡単操作 車中泊 車載用バッグ付き 良い画質 HDMI端子搭載 録画機能 YouTube視聴可能 モバイルバッテリーに対応 AC電源・車載電源に対応 スタンド/吊り下げ/車載の3種類設置 リモコン付き 遠距離操作可能 タイムシフト機能付き 底部ボタン 軽量 (14.1インチ)](https://m.media-amazon.com/images/I/51-Yonm5vZL._SL500_.jpg)