●EOSで見えた需要の2極化
――まず、EOS前の状況はいかがでしたか。
長田取締役(以下、敬称略) 需要は8月、特に9月から伸びました。顕著なのは法人、お客様の準備やセキュリティーの義務感が強く、対応が早かったのでしょう。一方、個人は買い替えが進みにくかったといえます。
――個人の買い替えが進まない理由は?
長田 「コスト」「データ移行の手間」「OS移行への認知・動機付けの弱さ」とみています。今のPCが「まだ使える」という感覚も根強かったのではないでしょうか。だからこそ、具体的に手間とコストのハードルを下げる必要があります。
――具体的な策とは?
長田 コスト面では、大型ポイントキャンペーンを展開しています。
――手間という点では、いかがですか。
長田 データ移行の面倒さに対しては、店舗で作業を代行する有償サポートや月額会員メニューを整備しています。メールの移行や特定フォルダーの移設など、お客様がつまずきやすい作業をまるごと任せる選択肢を提示し、買い替え後の立ち上げまでサポートしています。なお、当社のWebサイトでは「どこが面倒か」を明示し、解決策をセットで訴求して動機付けを高めています。自分で移行しなくてもいい選択肢を提示し、面倒なことは店に任せられる。これを伝えることが大事だと考えています。
●“創る”楽しさでPCの価値が再定義
――今後の成長分野を、どのように捉えていますか。
長田 「ゲーミング」と「クリエイティブ」の分野と捉えています。ゲーミングノートPCのスペック向上を背景にノートPC市場の緩やかな伸長を見込んでいるので、当社のPCブランド「GALLERIA」の販売強化に力を注いでいきます。
――どの層へのアプローチが重要だと考えていますか。
長田 どの層も重要ですが、特に若年層へのアプローチを重視していきます。店舗での教室や体験展示を広げるほか、会員のクリエイティブ活動を支援するプログラム「DCP(ドスパラ クリエイティブプロダクション)」では動画セミナーなどを無償提供して“創る楽しさ”への入り口を広げています。こうしたアプローチで、スマートフォン中心の若い世代にPCスキルと創作体験を届けていきます。
●個人の買い替えを促す
――「AI PC」が話題になっていますね。
長田 AIは確実にトレンドになりますが、現在のAIはクラウド依存が強い。一方、AI搭載のPCが浸透しているとはいえません。PCに搭載されているAIアシスタント機能が進化してハード依存のAIが増えれば、PCの新しい良さが再定義されると期待しています。複数作業を並行しながら創作する場面で、ローカルでのAI活用が価値を発揮する。これが「AI PC」の浸透につながるのではないでしょうか。
――今後のPC市場について、どのようにみていますか。
長田 直近ではEOSを経て、個人の買い替えは向こう1年でなだらかに進むとみています。ですので、必要な時に迷わず乗り換えられる環境を整えます。EOSでは、PCが「(セキュリティーなどで)義務として買うもの」でしたが、今後はAIも含めて「創造を実現するものとして選ぶもの」を訴えていく。個人によるPCの買い替えを後押ししていきます。
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