●クレカなどのタッチ決済による乗車サービスがますます広がる
JR九州は12月12日、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」による、クレジットカードなどのタッチ決済で自動改札機などの入出場を行う実証実験を終了し、4月1日から本格導入すると発表した。本格導入に際し、対象エリアを変更。鹿児島地区の指宿枕崎線、大分地区の日豊本線・久大本線での利用を終了する一方、新たに26年秋頃(予定)から福岡地区の香椎線・福北ゆたか線・若松線を追加し、計92駅で利用可能になる予定。
東京都交通局が運営する都営地下鉄と京浜急行電鉄は、25年12月23日から同じくクレジットカードなどのタッチ決済による乗車サービスを本格導入した。実証実験期間中は一部の駅のみの対応だったが、羽田空港客を含む多くのユーザーの利便性の向上を図るため、都営地下鉄と京急線の全ての駅に拡大する。
なお、東京都交通局と京急電鉄は25年10月、他の関東の鉄道事業者などとともに、クレジットカードなどのタッチ決済による乗車サービスについて、鉄道事業者11社局間を相互に乗り継ぐ利用の開始に向けた共同事業協定を締結しており、今年春以降の相互利用開始を目指している。
また、ビザ・ワールドワイド・ジャパンは、「大阪エリア振興プロジェクト」の成果をもとに、26年2月から「タッチ決済全国キャッシュレス推進プロジェクト」を全国で展開すると発表している。25年9月末時点で、国内のタッチ決済対応Visaカード発行枚数は約1億6000万枚に達しているという。
同プロジェクトに先立ち、三井住友カードは、対象カード限定で「全国の対象の鉄道で!スマホのVisaのタッチ決済で7%還元キャンペーン!」を1月31日まで実施している。「スマホのVisaのタッチ決済」で対象事業者(鉄道・モノレール)の運賃を支払った場合に、共通ポイントの「Vポイント」で合計利用金額の7%(通常分0.5%または1.0%を含む)を還元する。キャンペーンによる進呈上限は通常分を含めて1000ポイント。
今回の三井住友カードのキャンペーンは路線バスは対象外だが、全国のバス会社でクレジットカードなどのタッチ決済による乗車サービスの導入が進んでいる。
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